大型台風でつらいのは、雨よりも風よりも…

 夜の11時近くまで、風の音が激しかったように思う。正確に書けば夜10時過ぎから1時間半ほどうたた寝をしたので、何時まで音が大きかったのかはわからないが。

 大型台風でつらいのは、雨より、風より、わたしの場合は湿気と閉塞感だった。窓が開けられないこと、家の南側は1階も2階も雨戸を使っていたことで昼間から室内が暗かったこと、そしてエアコンの除湿を早朝からずっとかけていたことでの、かすかな体調不良。

 昼前に北関東の親が「風が強いね」と電話をしてきたときには、雨が多い程度で風を感じておらず、実感がなかった。都内の知人らのコメントをSNSで見ていても、湾岸か多摩川近くにお住まいの人は午前からかなり雨風が強いと書かれていたし、海抜ゼロメートル地帯の方々が避難所に移動しているらしいという話も早い時間帯からあったが、新宿、中野、杉並などの範囲で考えれば、深刻度は低かったように思う。

 夜の8時半ころから「ああ、風が強い、音が大きい」と感じたが、今回はその2時間くらいを耐えただけで、大きな恐怖はなかった。早朝から深夜までの閉塞感で体調を崩しかけ、最後のほうは、もしかしたら気分の問題もあったのか、もう少しで蕁麻疹も出そうな予感があったが、仮眠をとったことで持ち直したように思う。

 明日の朝になったら、雨戸を開けて庭を見てみよう。とにかく、窓を開けたい。
 それにしても、サイズも規模も大きな台風だった。いまは福島や宮城にあるのだろうか。早く温帯低気圧になってもらいたいと、心から思う。

雨戸

 台風19号がたいへん大きいということで、現在の家に入居してから一度も使ったことがなかった雨戸を、使えるかどうか点検した。問題なさそうだった。

 明日になったら、天候によっては、雨戸が使えない窓には養生テープを貼ろうかと話している。もしガラスに破損が生じた場合でも被害が少なくて済むそうだ。幸いなことに、あまり使っていないテープがあるので、今回の用事には足りることだろう。

 東京ではJRなどは12日の午前10時ころまでに電車の運転を終了させる場所がほとんどらしい。東京メトロは13時ころまでは運転するが、そのほかにも場所を限定して折り返し運転などをおこなうらしい。

 外出の用事がある日でなくてよかった。できるだけ家にいようと思う。

PayPalで海外送金(バウムクーヘンをドイツから購入)

 ドイツのコトブスにあるバウムクーヘンの店に注文を出したのが、先週木曜の夜だった。店からはその直後に、ほぼ自動のタイミングで「ご注文ありがとう」というメールが届き、翌日金曜日の夕方(現地では金曜日朝)には「注文の品が整ったら重さを確認して金額を伝えますので、そのとき支払ってください」と連絡があった。

 その後、数日以上も、注文の品が整ったとのメールが来ない。日本ではよく「受注生産」という言葉を軽く使う店があるが、どうやら本気で受注生産だったらしい。多少は不安もあったが、サイトには「注文後5営業日以内に連絡する」と書かれいたので、そのまま待っていた。

 今日の夕方、メールがはいっていた。重さがこれこれであったので送料を入れた合計金額いくらを、銀行振り込みかPayPalでとのこと。PayPalはこれまで何度か、通販サイト上で店が用意したフォームを通じて日本国内に支払ったことはあったが、外国のメールアドレス宛に手動での支払というものは経験したことがなく、緊張した。

 まずPayPalにログインし、支払メニューに進む。相手のメルアド(今回はドイツの店)を入力すると、金額を入れるメニューが出る。相手がユーロ圏であるため、日本円かユーロで金額を入れるようにあらかじめ画面に表示がなされていた。合計金額をユーロで入力すると、円への換算とPayPalへの手数料を含めた合計金額が、自動で日本円でも表示される。

 自分の支払を、銀行口座からかクレジットカードからかを選ぶ。普段はどちらを優先して使うかなどの設定もここで済ませられる。日本国内で知人や家族との個人間送金の場合ならば必ず銀行口座からにしておかないと相手に余計な料金がかかってしまうが、今回は外国向けで商取引であるため、個人間送金ではなく買い物の支払であるとの理由欄にチェックを入れて、クレジットカードでユーロ送金にしておいた。正直に商取引であると申告しておけば、トラブルがあったときに補償の対象になることもあると、説明が書かれていた。

 備考欄には相手に伝える取引番号などを書いておく。今回は店から苗字と取引番号を入れるよう指定されていたため、その通りにした。
 送金して30分以内に、店が「入金ありがとう」の連絡をよこし、それから1時間以内に「DHLに荷物を預けた」とメールをくれた。あとは到着を待つばかりだ。

Mac OSを、MojaveからCatalinaに

 iOSは13にするとゲームのFFBEでの動作確認がじゅうぶんではないらしいので見送るつもりでいた。だが、いつもなら半月くらい迷ってからバージョンを上げるMac OSを、何を思ったかお知らせが表示されるままに、素直に更新してしまった。

 Mojaveからでは8.09GB(8ギガバイト以上)をダウンロードしなければならないという。1〜2時間でできるかと思っていたのだが、昼間で混んでいたのか、そうもいかなかった。お知らせが出たのが午後3時過ぎくらいで、ダウンロードを開始してから画面を離れたり用事をこなしているうちに、どれくらいの時間が過ぎたことだろう。おそらく6時過ぎではないかと思うのだが、画面が進んでいることに気づいて再起動。

 すると、だ。。。改編内容が多すぎるのか、しばらく画面がカチャカチャと変わっていたかと思うと、次に「設定しましょう」的な画面に移動したころから挙動不審になった。最初は遅いなと思った程度だったのだが、ついにカクッと動きが止まり「Macを設定中」画面から動かない。フリーズはしていなくて、何も押せるようなメニューはないもののカーソルは動かせた。本体としては異音もしていないし極端な発熱もない。

 1時間くらい放置してから、ネットを見にいった。やはり今日「Macを設定中という画面で止まった」という人が何人もいたようだ。中にはリセットをかけたら普通に動いたという人もいたが、度胸がでないまま、さらに30分以上を待ち、また検索してみた。
 するとアップルのコミュニティで、サポートの人に聞いたら強制終了(電源ボタン押下)をしていいと言ってもらった人がいるとのこと。わたしもさっそくやってみると、Appleのクラウドで使うパスワードを入れなさいと言われたほかは、あまり設定画面もなく、終了した。

 使えないソフトはいくつか生じたが、それほど使っていないものだったか、あるいは代替となる類似ソフトがあるものなので、とくに困ることはなさそうだ。

ふるさと納税の返礼品「ほとんど脂身」

 先ほどどこかのニュースサイトで、見出しに「ほとんど脂身」とあったので、いったいなんだろうとクリックしてみたところ、宮崎県美郷町のふるさと納税返礼品で、和牛スライスとなっていたものが、こういったレベルだったらしい。しかも、100件くらいの苦情が来ているとか。

 ちなみに他社の記事などを比較して読んだかぎりでは、10,000円の寄付で800gの和牛スライスということだったらしいが…あれ、それって赤字ぎりぎりではないのかな。東京では和牛スライスといえば、100gで1000円近くしそうな気がするが——モモ肉なら別として、贈答品レベルの部位であれば、それくらいは。

 とにかく、これはちょっと、あまりに度を超しているように思う。

冷凍庫に脱臭剤

 先日、うっかりと数週間も冷凍してしまったある食品を、冷凍焼けで無駄にしてしまった。冷凍の匂いがきつくて食べられない。もったいないことをした。

 すぐ食べるとわかっている場合を除き、食品は個別にラップでくるんだほかに冷凍対応のジップロック等に入れて冷凍庫へ入れなければならないのだろうが、その食品はジップロックの内で、個別にはラップしていなかった。すぐ食べると思っていたので、自分でも、まあいいかなと油断してしまったのだ。

 早く食べればいいのはわかっているが、念のために冷凍庫用の消臭剤を買ってきて、入れた。こんなときに、徒歩圏内のドラッグストアは重宝する。

 たぶんこの商品だったと思うが…(画像は楽天から)…

 2階の小型冷蔵庫用にも、新品の消臭剤を買ってきて交換したところ、1階から汲んできて冷蔵庫に入れていた水に、匂いが付くことがなくなった。いままで匂いがけっこう付いていたんだと、交換してみて気がついた。

パン「かざみどり」から、レザネフォール中野店

 何年もずっと界隈に住んでいて、道もわかっているつもりが、今日はひとつ発見をしてしまった。レザネフォール中野店にバウムを買いに行く用事ができたので、西武新宿線の新井薬師前に降りたのだ。ついでにお気に入りの「かざみどり」でパンを買おうという話に。

 かざみどりにパンを買いに行くときは、いつも新井薬師前で下車して商店街を見ながら中野駅方向(早稲田通り)に歩くことが多い。いっぽうレザネフォール中野店に行くときは、中野駅から大通りを北上して散歩がてら歩くことがほとんど。この2軒で、同じ日に買い物したことがなかった。

 パンを買い終えたあと「この道から、とりあえず中野通まで出てみるか」という話になり、ただ歩いていたら、そこにレザネフォール中野店があったという驚き。

(Google Mapより作成)
中野(新井薬師前)地図 Google Mapより

 こんなに近かった。これなら、次からは両方を一度に寄ってみよう。

「猫の島」の猫急減は、やはり毒餌だった?

 島民の数より多い90匹の猫がいた北九州市の通称「猫の島」で、この数年で30匹まで猫が減り、動物の虐待防止に取り組む団体が調査していた問題で、島民の80代男性が毒餌を撒いていた疑いが強まり、同団体が警察に刑事告訴をしたという。

 毎日新聞 2019.10.04 →
「猫の島」で謎の急減 80代男性を刑事告発 動物愛護法違反容疑など

 その男性が8月に毎日新聞の取材に対してコメントした内容が、ちょっと微妙…

> 農薬付きの餌をまいたとして告発された男性は、8月の毎日新聞の取材に対し「カラスを駆除か脅すつもりでまいていた。猫が来たかは知らない」などと話した。

 …農薬の付いた餌そのものを使用したことは、認めていらっしゃるようだ。カラスであっても勝手に駆除してはいけないことを、ご存じないのだろうか。自宅の庭だけならまだ罪を免れる場合もあるかもしれないが、自宅外ならば完全に違法だし、まずもって周囲に対して危険行為となる。カラスや猫以外にも、何が食べてしまうかわからないのだ。

 せっかく地域猫の保護環境がで確立しつつあった島に、残念な事件だ。

カフェバッハの菓子本を見ていて

 駅で考えると南千住が近いのだが、台東区にカフェ・バッハという珈琲店がある。珈琲好きな人にとっては、よく焙煎の本などで名前が出てくるため(老舗の珈琲店で焙煎の御三家など、○○の○○家といった表現)、行ったことがなくても知っているような気持ちになれる店かもしれない。

 いわゆる労働者街である「山谷(さんや)」に、68年から営業している店だと、頭ではわかっていた。だから勝手に「珈琲がたくさんあって、あとは軽食があるんだろう」と想像していた。同じく有名店である銀座「カフェ・ド・ランブル」には珈琲だけで、食べられるものはコーヒーゼリーくらいしかないとも聞いているし、この店も珈琲がメインだろう、と。

 ところが、この本を見て、かなりびっくりした。

 菓子のレベルが普通ではない。いわゆる「喫茶店」で出す菓子で、このレベルを予想している人はいないと思われる。シンプルなバターケーキやクッキー、こんもりと高さのあるアップルパイだけでなく、オーボンヴュータンの河田氏の本にあったような格調高い焼き菓子まで。
 店頭でこの本にある菓子の何割を出しているのかはわからないが、これなら珈琲を飲むついでに菓子を買いに行ってもいいような気がした。

 実際に店に行く機会があったら、この本のレビューをしようと思う。

「爪に火をともす」と、「砥石を削る」の関係

 今日「爪に火をともす」がとっさに出てこず、「爪の垢に火をともす」やら(←不衛生である ^^;)、「爪の先に何するんだっけ」やら、さまざまなことを口走ってからiPhoneで検索した。「爪に火をともす」が正解だった。

 お金がなくて、倹約するときの表現だと思っていたが、意外に日本語の辞書では、その意味よりも「ケチ」のほうが主流のようだ。ちょっと意外だった。

 ところで、検索したうちのひとつ「故事ことわざ辞典」さんによると( → 爪に火を点す)、その英語版は “He will shave a whetstone.(彼は砥石を剃る)”だという。

 いや、聞いたことがない。まったく聞いたことがないだけでなく、これでは意味が通らない。砥石をたまに削るのは当たり前だし(砥石同士またはさらに固いもののに当てて表面を削る)、それは倹約や吝嗇とは関係がないように思うのだが…?
 もしや砥石の意味や役割が、英語圏と日本語では違うのだろうか。

 英語でこれを検索してみたらどうなるのかと、”shave a whetstone” で検索したところ、意外な展開に。2006年の英語フォーラム(英語を習っている人たちが英語ネイティブらと一緒に英語を考える掲示板)で、ある投稿者が「shave a whetstoneとは何でしょう」と尋ねている。それに対してネイティブのみなさんが「聞いたことねー」、「なんだろねー」、「あ、Googleで見たら日本語の慣用句の英訳って書いてあるみたいよ」(←つまり「故事ことわざ辞典」さんと出どころが同じであろう情報が、英語のフォーラムにも循環している)、「日本人の使う英語なのかなー」(←それ違う ^^;)。。。

 さらに驚くべきことに、英語でどれほど検索をかけても、この件はこのフォーラム以外まったく検索されなかった。

 いったい、日本語のほうの情報として出まわっているこの英文は、どこからやってきたのか、これではまったくわからない。仕方ないので一般的な表現としてではなく、”He will shave a whetstone.” を完全に入力して検索したところ、やはり日本語の検索結果が多かったものの、こんなものが出てきた。

 1594?-1666年ころの人物 Howell, Jamesさんという人が書いた、ことわざをひたすら集めた本 PROVERBS, OR OLD SAYED-SAVVES, AND ADAGES IN THE ENGLISH TOUNG に、記載があったのだ。

 そんな昔にすでにあったとなると、ますます語源も意味もわからない。少なくとも日本語の「爪に火をともす」と関連付けることが、できそうな気がしない。これ以上は、お手上げになるのだろうか。もう少し検索すれば、何か出てくるのだろうか。

 ただ収穫といえば、この前後が、おもしろい。いかにも「集めてみました」的な、日本でいえば調べ物に図書館のつもりで入室したら、実際の中身がヴィレッジバンガードかドンキだったかのような、雑然とした並び方である。砥石の3行上には「マナーが人を作るんだ」と、映画キングスマンで紹介された文章が、William of Wykehamウィカムのウィリアムの言葉として紹介されている。

 さて、この件はおもしろそうなので、またいつかつづきを調べてみよう。