池の魚と、人間と、小数点の話

 先ほど英語でまわってきた笑い話で、設問が間違っているから答えようがないものがあった。

 赤丸がついているところが、笑える部分であるのだが…
 

 
(ジェインとキムという人名が出てきたのに、無関係なスーザンが登場して答えようがないという話)

…これももちろんおもしろかったが、わたしはその下に着目した。池なのに「8匹のうち7匹が泳いで去りました、池に何匹が残っていますか」というものだ。池は普通は閉じているので、トビウオのように隣の池までジャンプして移動することができないならば、池にとどまらざるを得ない。だから泳いで去ろうと8匹ぜんぶが残っているはずというのが、わたしの考えだ。

 こんなふうに、解釈の揺らぎを起こすような問題が、自分にとって重要な試験に出てしまったらどうしようと思う。

 実はそれで思い出したことがある。

 高校の時のことだ。このブログにも書いたことがあるかどうかは忘れてしまったが、もし二度目だったら失礼。

 生物の試験があり、採点のあと用紙が返されたとき、同級生ふたりが教師に抗議した。メンデルの法則を人間に当てはめた設問で「この法則にのっとると、○○な人間は何人が生まれることになるか、答えよ」だった。
 詳しい数字は忘れたが、単純に数字として割合を考えると、人間が小数点以下の数字で表現されることになるのが正解だった。パーセンテージという設問ではなく、何人であるかだったため、同級生らは「人間に0.5などはない。整数だ。切り上げか切り捨てか、とにかく整数で答えるしかなかった」と。
 教師はとりあわなかった。だがふたりは何度も抗議した。ちょっと見ていてかっこよいと感じた。わたしはそこまで考えずに小数点で答えたのだが、そのふたりには我慢ができなかったのだろう。自分になかった発想が、とても新鮮だった。

 不正解は不正解で、覆らなかったが、このふたりには、周囲に(少なくともわたしに)かっこよいと思ってもらえるチャンスがあった。そうではなく無念な思いをする人のほうが、多いことだろう。

 世の中の多くの場合は「相手がどういう解答を求めているか」を、答える側が推測したほうが、だんぜんお得な状況になっている。それを推測できない人(あるいは推測をしたくない人)は、損をしてしまうことが、ままある。
 だがわたしは、あのふたりの、あの日の表情を見ることができて、いい経験をしたと感じている。

「なんとか大陸」を探して

 数日前、頭の中に突然バイオリンのような音楽が流れた。なんだかわからなかったが一時期テレビでよく聞いていた気がする曲だった。

 そのテレビ番組は夜に放送されていて、漢字が4文字の構成だった。とっさに浮かんだのが「深夜特急」か「情熱大陸」であるが、前者はたしかテレビ番組ではなくて、映画だっただろうか? とりあえず検索したが、音楽についてはよくわからなかった。

 それから数日。

 なんだかやはり「なんとか大陸」だった気がしてきた。情熱ではないと思った。なぜなら前回の検索で情熱大陸の曲とは違ったからだ。

 そこでGoogleに「テレビ番組 なんとか大陸」と打ってみた。やはり情熱しか出てこなかった。だが前回、情熱大陸のテーマ曲で検索したら違う曲が出てきたのだ。おかしいと思い、テーマ曲という言葉をはずして「情熱大陸 音楽」と打ってみた。
 すると葉加瀬太郎の動画が現れた。押してみた。どうもわたしの頭にぐるぐるしていた曲は、これらしい。こちらが番組オープニング曲で、わたしが数日前に検索したのがエンディング曲なのだそうだ。

 わかってみれば、笑い話だ。
 …数日を無駄にしたが、最初から情熱大陸という単語でしつこく検索していたら、すぐ見つかった話だったのか。

 さて、こちらの曲名はなんというのかなと考えたが、動画のタイトルや説明から考えて、曲名も番組名と同じ「情熱大陸」らしい。

 まあ、人生とは、けっこうこんなものだ。

新語大賞は「ぴえん」

 驚いた。新語大賞がぜんぜん聞いたことのない言葉だったことよりも、最初に読んだオリコンニュースで「ぴえんとは何か」がいっさい書かれておらず、記事はただ新語を並べて、終了していたことだ。

 いや、これ、解説するだろ!? これで終わられたら困るんだ。聞いたことないぞ、ぴえん。

 2020.11.30 Oricon News → 今年の“新語”大賞は「ぴえん」 新型コロナ関連のワードも続々トップ10入り

 だが、さすがにわたしのような年齢の読者が多いと思われる朝日新聞には、説明があった → 新語大賞は「ぴえん」 ベスト10に「密」「リモート」

 「ぴえん」の語釈として「小声で泣きまねをするときの言葉」「困ったり、思い通りにならなかったりして、ちょっと悲しい気分であることをあらわす言葉」などと説明。例文として「電車に間に合わない、ぴえん」と紹介した。

 なるほど、これは的確な説明だ。わたしも明日から使おう(無理)。

頭の中での、誤変換

 昨日だったか、瞬時とはいえ、不思議な経験をした。

 まず、どこかの食べ物関連サイトで「とてもめずらしい」という表現とともに紹介されていた商品を見たのがきっかけだった。そこにはアルファベットでSAKEICEと書かれていた。

 わたしの頭は、すぐさまそれを鮭アイスと変換した。浮かんだ絵としては、ほぐした塩鮭が、みぞれのような冷たい物体に、まんべんなく混ぜられているのだ。すぐさま「しょっぱそうだな、美味しいのかな」と考えた。そこで普通は酒に軌道修正をする人が多いだろうに、わたしの勘違いはまだつづき、説明文章を読みながら「協力している会社が酒造会社ばかりだ。水産会社がないのはなぜ、鮭なのに」と。

 …さすがにわたしもそこで気づいた。日本酒を使ったアイスクリームという意味らしい、と。最初に気づけよ、の世界である。

 ちなみに、わたしは東京に出てくるまで鮭を「さけ」と読んでいた。こういう人はほかにも多いのではないだろうか。コンビニのCMなどで「シャケおにぎり」という読み方が共通語のように世間に浸透するまで、世の中には「さけ」と「しゃけ」が混在していたように記憶している。

 さらに、アイスという言葉をカタカナで見た場合はアイスクリームまたは氷菓を連想するのだが、アルファベットで見た場合は、ガチガチの氷を思い浮かべる。そこで連想がみぞれに行ってしまったのかもしれない。

 さて、ネタにしてしまったので、SAKEICEさんに敬意を表して、リンクをして終わりにしよう。こちらが公式サイト → https://sakeice.jp/

ずるずると、ずれこむ…このまま年明けか

 おそらく何ヶ月か前に「身分証明書として運転免許証(原付)をとろうと思っている」と、書いたと思う。そのときの心づもりでは、11月頭までに眼科(または眼鏡屋)で視力を測定してもらい、必要なら眼鏡を作る。そしてその後に区役所に住民票をとりに出かけ、11月中には府中の運転免許試験場へ…という流れを、思い描いていた。

 ところがその後、10月末に自分が「眼科予定日」と決めていた日に、何らかの体調不良で、出かけるのが苦痛に感じられた。ほんの数日だけずらす予定だったのだが、日々が過ぎていく。すると、わたしの視力は裸眼でもぎりぎり大丈夫だろうだし、ねんのために眼鏡屋で度数の弱いものを作っておいて、お守りのように試験場に持参するだけでもいいのではと、眼鏡歴数十年の家族から助言を受けた。
 ならばそうしようということになり、ちょうど11月中旬には阿佐ヶ谷にJinsができるとも聞いたので、寄ってみようという計画に変更。

 ところが、そのころふたたび外出がしにくくなる事情が生じて数日間の待機、さらには(そのことによるストレスだろうが)自分の体調不良が重なり、またしても、眼鏡屋にさえ行けなくなった。

 ここまで大騒ぎしても、そもそも当日の試験に受かるかどうかもわからないのだが、いちおうネット上の関連サイトや、スマホのアプリなどを利用して、試験の問題に慣れようとは努力している。まだ満点は取れないことが多いので、心配である。

 昨年のことだが、「写真付き身分証明書がないと今後は不便」と痛感させられた出来事があった。その際の相手企業(かなり大手)が、本人確認にマイナンバーカードは利用できないとしていたため、また似たような事例があった場合に備えて、どうせ取得するなら運転免許証という思いが、強く残っている。それにもともとマイナンバーカードは「使わずに逃げ切る、相手が廃れるのを待つ」というのを目標にしており、できれば取得したくないと考えていた。

 背に腹は代えられないため、今後の不安解消のためマイナンバーカードも候補としてちらりと考えたが、現在は数ヶ月待ちだそうだ。けっきょくは運転免許証のほうが、早いと言えば早いわけだが…。朝から府中まで出かけて試験に落ちたときの精神的ダメージは大きいように思うため、事前にかなりのプレッシャーになることは予測できる。

 こうしてぐしゃぐしゃと、新型コロナの件で試験実施に人数制限をかけられてしまうだろうかなどと思い悩むうち、いろいろ遅れていくのだろう。けっきょく年内に出かけないことになるならば、マイナンバーカードの申請だけでもしておくのがよいかもしれないが、さあ、どうしたものか。

 

人気商品らしいが、ちょっと微妙

 先週だったと思うが、中野マルイのカルディで見かけたのがこちらの商品。家族がトースト好きなので、面白がるかと思って買ってみたところ、見てたちまちのうちに「明日ぜったい塗る」と目を輝かせ、翌日には忘れずに実行していた。

 その名も「ぬって焼いたらカレーパン」だそうだ。今月にはいってから話題になったので、新商品かもしれない。
 

 
 …さて、感想だが…

 塗る量が少なすぎたのか、あるいはもともとが好みに合わなかったのか、1回目はふたりとも、「う〜む!?」で終了。
 そのまま日数が経過してしまったが、食べないわけにもいかないので、明日あたり今度は量を増やしてみようかと検討中。

 カルディは、けっこう「当たり」が多いし、これもかなり話題商品らしいのだが、明日はどうなることだろうか。

混雑緩和のための年内福袋というが

 今日の午後遅くに、荻窪のルミネに出かけてきた。買いたいものは決まっていたので少しだけ立ち寄ったのみだが、気のせいか少し空いていた。平日の夕方近くで、新宿でもないのだから、空いていても自然なのかもしれないが、警戒していた分だけ、少し拍子抜け。

 館内にチラシがあり、年明けの福袋で並ぶ人を減らそうと、一部の店が年内の福袋販売を用意しているということだった。だが用意している店によっては限定数が数十程度であり、とても翌日以降に買いに出かけられる数量とも思えない。これではかえって、その販売の初日に人が集中して出かけてしまう可能性も……。
 そして予約ができる店舗の場合も、いったん店舗に出かけていって予約する事例を想定しているようだ。短期間のうちに2回も行くというのは、よほど駅近に住んでいるのでもなければ、面倒に思える。

 年末年始は、デパートなどで行列を防ぐための工夫がなされるとは思うが、やはりよほどうまく対処しないと、混雑は避けられないだろう。新春の福袋に出かけることがなくなったこの数年だが、かつてのファンとして、混乱がないことを祈る。

ネットの古いコンテンツを、静的なものへ

 この場所(mikimarulog.me)にブログを書きはじめる以前に、古いブログがあった。一般的な内容と、食べ物関連の内容と。それらはつい先日まで、新しくコメントなどができないように応急処置をした状態でそのまま残していたのだが(ご覧になりたい方は、「ご案内」ページの一番下にリンクしているのでどうぞ)、数日前にロリポップのプランをアップデートした際、内容が古すぎてうまく動作しなくなっていた。

 少し、悩んだ。

 応急処置を施していたとはいえ、残しておいたのは危険だったのだから(脆弱性を突いて誰かが悪さをしないともかぎらない)、これを機に消してしまうのが、本来のすじだろう。
 だが、さみしかった。消したらもう自分はそれらを忘れる。ネット上にあれば自分だけでなく誰かが読むかもしれない。それに、まだ「より細かく」処置をすれば、危なくない状態にできるはずだ。

 数時間ほど悩んでから、やればできるとわかっている努力を惜しまなければ残しておけるのだと、作業にとりかかった。

 手順としては:

  •  内部検索などのため残していたCGIは削除する。削除する前にそれを呼び出していたHTMLファイルのすべてから該当箇所を削除する。
  •  大量のHTMLファイルから、静的ファイル以外(たとえば.phpファイル)を呼び出すリンクはすべて削除し、それらが終わったら、phpファイルなども含めてすべて削除。
  •  最終的には、HTMLファイルだけを残す。
  •  内部にデッドリンクがたくさんあることはわかっているのだが、そうした当時の記録はそのままに、ただ全体を安全な形で残しさえすればいいという判断にした。さもないと中味まですべてチェックせねばならなくなり、きりがないからだ。

     一般のブログのほうは、HTMLが中心で、テキストエディタ(BBEdit)でのマルチファイル置換でほとんど作業を終えることができた。
     だが食べ物ブログのほうは、開始したのが少し遅かったのか、内容がやや高度になっていて、勝手が違った。HTMLで本文を静的に並べているほか、それらを分類や検索しやすくするために.phpファイルが併用されていた。当時は便利に使っていたのだが、頭が痛い。
     そうした.phpを最終的にはすべて消して、HTMLだけ表示できるようにするのが目標だったが、そのためには数百以上もあるHTMLファイルから、ページ内にちりばめられた便利な記述(.phpファイルを呼び出すメニュー)を、すべて消さなければならない。

     そのとき念頭にあったのは、こういった図。この画像の例でいえば、左側下の枠を消すようなイメージである。
     
    静的ファイルへの編集(参考画像)
     
     
    (と思ったら、なぜかここでパーミッションエラーになり、事例の画像が添付できないため、明日画像だけまた貼りつけにくる予定…翌日追記:画像が貼れた)
     

     はたしてそんなことが簡単にできるのかと思ったのだが、案ずるより産むが易しだった。

     消したいブロックの最初と最後に必ず現れるタグを調べ、そのタグとタグのあいだに正規表現で
    .*[\s\S]*?
    …を記入して、マルチファイル置換をおこなうのみ。置換対象は改行にしておけば、ブロック単位で削除できる。わたしはBBEditを使用したが、もしかするとmiでも、できそうな気がする。
    (この正規表現らしきもので、わたしはうまくいったが、もしかしたら短くできるかもしれないし、たまたま動いたからといって正式なものではないのかもしれず、参考までに書いておくことにする)

     この作業は数百〜数千の、フォルダ内にあるファイルを瞬時に置換してしまうので、作業にはいる前に同じフォルダをたくさんコピーして、いつでもフォルダをリネームして同じ作業がやりなおしできるようにしておく必要がある。

     それにしても、この記事を書きはじめて気づいてしまった「画像が載せられない」件は、困ったものだ。これを調べるのにまた時間がかかりそうだ。

    === 翌日編集 ===
     なぜかWordPressの「設定/メディア」の欄で、アップロードフォルダのパスが現在と異なっていたことが判明。ロリポップのバージョンアップの際に、フルパスが変わったのか?

     というわけで、無事に終了。

    Yahoo!のマップAPIが終了して

     店の紹介や口コミ掲載などに利用している人が多かったYahoo!地図のAPI提供終了(一部)だが、いよいよ11月になって、マップが終了してもそのままになっているサイトやブログが、目につくようになった。

     そんななか、以前からちょっと気にかけていた「大島てる」氏のサイトを思い出して、見にいってみた。あれほど件数が多いと移行も簡単ではないだろうし、人がしょっちゅう見て入力しているから数日以上も止めるわけにいかないだろうしと心配していたら、どうやら現在はApple Mapを利用しているようだ。いくつかクリックしてみたが、内容は以前のものを引き継いでいる。

     自由に投稿できるようなので、もし投稿者が住所の詳細をご入力していたらトラブルになりかねないサイトだが、コメント欄に訂正や削除希望が入力されているところを見ると、ぎりぎりのところでバランスをとっているのだろうか(管理者がそれらを読んですぐ対応できる場合は、だが…)。

    気分の軽い一日だった

     思えば今月は上旬から先週の水曜まで、気持ちが暗い日が多い上に体調もいまひとつで、自分はどこか悪いのではないだろうかと思っていた。いちおう持病があるので、そちらに関係した体調不良の場合は、話が面倒になる。

     だが木曜日に薬をもらいに定期の通院をすると、別にどこか悪化しているような検査結果でもなく、いつも通りに過ごしていてよさそうだとわかった。へぇ、そんなものかと、首をかしげながら帰宅した。

     そしてその日の夕方くらいからだろうか——なにやら気分がよくなり、体も軽くなってきた。

     それからはせっせと片づけものをしたり、近所を歩いたりして過ごしている。連休最終日の今日は「ケーキを買いに行きたい、しかも行きたくてたまらない」というところまで気持ちが持ち直し、界隈ではあるがたまにしか寄らない菓子店に出かけてきた。

     どこでどう気分が暗くなってしまうかわからないご時世だが、気持ちの問題は体調にも影響してしまいかねないので、できるだけ楽しいことを考えるようにしたいと思う。