「大丈夫」ではない場面を目撃

 近隣のJR駅近くで買い物。地階にあるスーパーから地上にエスカレーターでのぼっていた高齢女性が、なんと後ろ向きに倒れた。

 つまり、エスカレーターは上に向いているので、女性は頭を下にして投げ出されるように倒れたということだ。

 あわてて下から男性が駆けより、体を支えようとしたが、その女性が(どう考えても一大事なのだが)、おろおろした声で「大丈夫です」と。いや、とっさにそう言ってしまう人を何人も知っているが、まったく大丈夫ではない。数秒遅れて近くにいた係員がエスカレーターにのぼろうとしたが、状況を冷静に判断できた別の客が係員に「エスカレーターを止められるのでは」と声をかけ、思い直した係員がのぼりかけたエスカレーターから降りてスイッチを探し、ストップさせることができた。

 ほっとした。

 斜めうしろから見ていたので正確な状況把握ではないかもしれないが、高齢女性は背中に大きめのリュックをしょっていた。バランスを崩したのもそれが原因かもしれないが、同時にそのリュックがクッションになって頭を直接エスカレーターにぶつけずに済んだのではないだろうかと、途中までしか見ていないがそうであってほしいと願っている。

 それにしても、あれほどたいへんなときにでもつい口から出てしまう「大丈夫です」は、聞いていてつらい。その女性だけでなく何回もいろいろ見てきているが、ちょっとしたことで騒いではいけないという雰囲気の中で暮らしてきているような思いになる。助けてもらったら、もっと自然に「ありがとうございます」と言えるようになりたい。

鉄道忘れ物掘り出し市、銀座に志かわ…中野マルイが熱い

 中野マルイのサイトを見ていたら、8月9〜15日まで「鉄道忘れ物掘り出し市 & 理由あり品処分大市」なるものが開催されているらしい。

鉄道の忘れ物といえば傘とか、めずらしいところではお骨とか(要らん)が話題になるが、いったいこういう名前の売り場に、どんなものがやってくるのか。ちょっと見に行ける可能性があるので、たしかめてこよう。

 な〜んてことを読んでいたら、8月11日から「銀座に志かわ」が中野マルイに入店。1階のどこだろう。玄関からすぐの場所に食パンの店があったが、あの跡地であるなら、銀座に志かわにしては少し手狭にも思う。まぁ、最近は高級食パンブームも変化したので、店舗を広く持つほどでもないのかな。
 

としまえん跡地のハリポタ、入場料6300円!?

 6300円あったら、数人で1500円程度のランチが楽しめる。少なくとも平日の庶民的な店なら1500円くらい出せばちゃんとしたものが食べられる。しかも6300円で「ひとり分」の入場料とは、恐れいった。

 2023.06.16 FLASH としまえん跡地に「ハリポタ」オープンも「入場料6300円」…「ならユニバでええやん」「こう見ると万博安い」反応さまざま

 値段の高さでだけを考えるなら浦安なのに東京を名乗るディズニーに行かなくても「カネを払った感」は得られるが、こちらはディズニーより狭い上に、その場を出たら目の前に西武線の電車が待っているという「あっというまにほんとの東京都」の日常感満載である。

 入場料を低くして雰囲気だけ見学するチラ見な見学コースを設定したら話題の起爆剤にはなると思うが、いきなり6300円ではなく、何か段階を踏むことはできなかったのだろうか。