「ライトセーバー」の「セーバー」

 頭で考えるよりも耳で先に慣れてしまったのだが、ライトセーバー(スターウォーズに出てくるあれ)の、セーバーとはなんだろうと、初めて考えてみた。

 ネットで見てみたところ、ライトセーバーは、lightsaberだった。中高年より上(つまり昭和中期生まれ)ならば「サーベル」という表現のほうに慣れていたものと同じだ。

 ちなみにビーチなどで水難のとき見守ってくれる「ライフセーバー」はlifesaverで、これは英語圏では別に水難のときに助けてくれる人ではなく、困っているときに助けてくれる人の意味が普通のようだ。地域差もあるかもしれないが。

 

英語圏では、ユーラシア大陸と呼ばないらしい

 先日、外国語の話題で「英語では、すべての大陸名で、最初と最後が同じ文字です」という奇妙な話が流れ、英語以外を母語とする人間たち一同「ユーラシアはスペル違うだろ〜」やら「オーストラリアって大陸だったんだ(オセアニアとしてまとめて考えるんじゃなかったんだ)」やら、さまざまなコメントを発していた。

 厳密には、アメリカ大陸も北アメリカと南アメリカが別々の大陸であるため、Americaとしてまとめるのはちょっと違うかなとも思うのだが、だいたいにおいて、英語圏での一般的な感覚としては、こういう分類らしい。

 アフリカ大陸 Africa
 ヨーロッパ大陸 Europe
 アジア大陸 Asia
 アメリカ大陸 America
 オーストラリア大陸 Austraria
 南極大陸 Antarctica

 これならば、たしかに最初と最後のスペルが同じであるので、最初に紹介したような話になるのだろうと思う。

 ざっと検索した範囲ではあるが、ヨーロッパ大陸とアジア大陸という具合に厳密に大陸を分けるのは地学的に意味をなさないが、おもに一般人の感覚として、文化的なものを語る側面を重視する際に、ヨーロッパ、アジアを分けて考えることが広くおこなわれているのではないかと思う。このあたりは、どなたか詳しい方がいらしたらぜひコメントをお願いしたいところである。

 Eurasiaという単語や大陸の概念が英語にないわけではなく、専門的な場面では、もちろん使われている。

英語でmansionといえば、ほとんど城

 日本でワンルームマンションといえば、単身者用の、一部屋と最低限の水回りがついている部屋を指す。いっぽう、英語でそれにやや近い意味合いを持つ(といっても部屋の大きさがまるで違う)studio apartment は、玄関や家の設備(トイレや風呂)が小さいということはなく、あくまで(寝室はひとつかもしれないが)、単身者が暮らすに最低限のものがコンパクトにまとまっているもの。

(翌日追記: アメリカの知人によれば、もっと小さなmicro-apartmentsというものが最近できているとのこと。ただ、あまりに小さい場合は、その地域の条例で、許可されない場合も多いらしい)

 さて、今日はネットで不動産関係のサイトを見ていた関係で、夜になって英語でmansion(大邸宅)画像を検索してみることにした。

(画像は https://pxhere.com からダウンロードしたもの

 とりあえず、こういう画像のものが、英語で mansion と聞いたときに人が連想するもののひとつである。城と呼んでもよさそうな規模。ちなみに城というのは為政者や権力者が砦または防衛の機能も兼ね備えて建築したものを指す場合が多いのだそうだ。ただ美しく大きいというだけの邸宅は、城と呼ばれないらしい。

 もちろん、もう少し部屋数が少ないが、日本と比較したら「豪邸」と呼ぶべきものも、mansionだ。

 この建物は、イギリスにあるこちららしい

英語のmore thanは、日本語の「以上」ではない

 東京新聞によると、東京都羽村市が、新型コロナワクチンの接種で予約出来る日付を「17日以上」とシステムに入力していて、実際は18日以上であるため、2000人が予約し直しになったとのこと。

 2021.04.28 ワクチン接種2回目の日程を誤通知 2000人が予約取り直し 東京・羽村市<新型コロナ>

 おそらく、英語で more (またはlonger) than 17 days という表現があり、それを何気なく「以上」と訳してしまったのだろう。日本語の「以上」は17日を含むが、英語の more than は、その数を含まない。

 年齢などでも above 17 years old と書いてあれば、日本語で18歳以上のことだ。

 では日本語の「以上」のニュアンスをどう英語にするか。数字を変えてしまう(1個足してしまう)と、英語が聞きとれる日本人がいた場合に誤訳したと勘違いされるのもしゃくに障ることがあるかもしれないが、それを回避するには——
 ひとつの案として、than ではなく、you should be at least 17 years old to do so (すでに17歳に達していないと、それはできない)などの、言い換えが必要になるかと思われる。

すべての言葉は、辞書にない

 角川映画「復活の日」(1980年)で有名になった曲、ジャニス・イアンのYou Are Loveに、当時のわたしが「辞書にないなぁ」と悩んだ単語があった。

 それは Why the line? だ。

 曲の出だしから What’s the time? Where’s the place? Why the line? … という具合につづいていく。

 意味としては直感で「いつ、どこで、どういったわけで…」と歌っているのだとわかったが、そんなlineの使い方を知らなかった。そして中高生が持っていたレベルの英和辞書では、当時のわたしの疑問に答えてくれなかった。

 のちに、英英辞書(現在ならネットで用例を無料検索できる)で項目を目にして、やはり直感は正しかったのだと理解できた。筋道、方向性などの意味でlineが使われていたのだと。

 そして次は、oldだ。

 東京に出てきてまもなく、英語のビデオを見ながら会話を学ぶ授業でのことだった。

 田舎から都会に住む姉を訪ねてきた世間知らずの少年が、姉と待ち合わせしているあいだに話しかけてきた見知らぬ中年男性と、親しくなってしまう。やってきた姉は驚いて、弟をそれとなく引き離すようにしつつその男性と会話するのだが、その人物は笑顔で「いつものようにここに来たら目の前に old Tommy (少年の名前はTommy)がいたものだから」と、語る。話し相手になってくれたことに姉は例を言って、弟を連れて歩き出し、知らない人には注意しなさいと告げる。

 そう、この old だが、直感では「馴染みの○○くん」のようなときに old を使うのだろうと考えた。会ってまもなくの自分の弟に、気さくにoldをつけて表現するような男性に、姉は警戒せずにいられなかったのだろう、と。

 ところがこの old が、またもや、辞書になかった。
 当時のわたしは中高生用よりはよい辞書を持っていたが、それでも載っていなかった。

 これものちに、英英辞書や外国の文章を検索して確信できたのだが、あのころのストレスといったら、なかった。こんな簡単な単語、意味は広くサクッと載せとけよ〜という無茶振りである。些細なものまですべて収録できないご苦労は、もちろんいまでは理解しているが、当時は辞書に物足りずにいた。

 だがそのoldに関しては、ちょっと不思議なことがあった。20人くらいで同時に動画を見ていて、教師はアメリカ人女性(幼少時からときどき日本に滞在して日本語も少しできる)だったが、誰ひとりその女性に「oldってなに」と、声に出して聞かなかった。わたしも「直感でわかっているから、わざわざ口にしないのかな」と、声に出さずにいた。

 こういうところで黙ってしまうのはなぜなのかわからないが、なんとなく「わざわざ聞かなくても、いっか〜。」と思ってしまったのだろう。結果としてその後しばらく、頭の中にくすぶってしまったのだが。

 そこで聞いておけばよかったという考え方も、あるかもしれない。だが時を経てわかった経験で考えれば、命に関わるようなことでもないのならば、ふさわしい時期がくるころ自分で調べるか、結論がわかる日が来るから、それでいいのではという気もしている。

 

訳せるジョークばかりではない

 先日Facebookで「これはけっこう引っかかる人がいるのでは」と思う、すばらしいジョークを見つけた。
 実はコメント欄を見て笑い合っている人たちを見ても、わたしにはしばらく意味がわからなかった。かなり遅れて、ようやく頭が追いついた。

 いちおうこのジョークは、訳せないことはない。ではお目にかけよう。

 ちなみに家族にも読ませたが、引っかけ問題だということは承知しているからか、丁寧に音読している本人の横で「あ〜、やっぱり引っかかった」と、にんまり。つまり読み上げれば気づける可能性が、あるものだ。

 

 
=====
 ペニーには5人の子がいた。最初の子は1月と名付けられた。次の子は2月。その次の子は3月だ。そして4番目は4月。

 5番目の子の名は、何。
=====

 たいへん聡明な読者のみなさんは、おわかりかと思う。ではごきげんよう。

PhtevenとCarcとFaxの話

 ネットでたまに見るギャグ。どうも発端は実話らしいのだが——

 客がコーヒーを注文し、店員に名前を告げる。「cを書く方のマーク(Marc)ね」
 のちほど、飲み物が手渡され、そのカップにはCarcと書かれている。これじゃカークであってマークではないという笑い話。

 同じような話でPhtevenがある。店員に「phを書く方のスティーブン(Stephen)ね」と告げると、やってきたカップには「Phteven(フテヴン)」という表示。忙しいから間違えることがあるのは当然としても、やはり笑える。

 いまでは、CarcやPhtevenという単語で画像検索をすると、いかにたくさんこの手のネタが愛されているかがすぐにわかる。

 さて、わたしが食品の通販で、ネット販売をしていない店に注文をする際に自分から「FAXでもいいですか」と尋ねてしまうのは、実はこれが理由。住所と氏名の漢字を、電話で言うことが苦痛なのだ。どの漢字も難しくはないのだが、平凡すぎるので、漢字の偏と旁を言うまでもない(または相手が若すぎて偏の話をしても通じない)と思う場合は、「普通のです、一般的な」としか言いようのない状況も。

 きちんと伝えることができて「へー、めずらしく1回で聞きとってもらえた、すごい店員さんだ」と思っても、数日後に荷物の宛名を見ると、一部がひらがなになっていることがある。最終的には、届けばいいということなのだろうが、それなら住所や名前を伝える際に「すみませんがお名前はひらがなでもよいですか」と言ってもらっても、こちらはかえってほっとするほどだ。

 わたしの下の名前をここで書くのは気乗りがしないため曖昧に書くが、一生懸命に伝えたつもりが、Phteven級の間違いをされたことがある。その漢字ではぜったいにわたしの名前にはならないのだが、その人はそう解釈して宛名を書き、当方もその名前で郵便を受けとった。まあ、たいした内容物ではなかったはずなので、最終的には、届いてよかったということに、なるのかもしれない。

「天丼には目がない」を、各社の自動翻訳にかけてみた

 このブログで古い記事を読んでいたら「天丼には目がない」というタイトルがあった。それはクリックしていないのだが、次の瞬間にわたしがやったことは、以下の実験である。

自動翻訳の比較

 Google / Bing は、予想通りに「天丼(という生き物)は、目を持たない」
(これは、こうだろうと思っていた)

 そして最近なにかと話題のDeepLは、「天丼は大好物」ということで、正解。
 Exciteは、なんと、「わたしは魚と野菜を揚げたものがトッピングされたご飯が大好き」。そこまで親切に解説するとは。
 Weblioは「天ぷらのどんぶりが好き」、みらい翻訳は、「天丼が好き」。

 というわけで、あくまでこの「天丼には目がない」だけを考えるならばだが、GoogleとBingは、当てにならない。

 

フランス語は、これで身につく(!?)

 自慢ではないが、下手の横好きとはわたしのためにある言葉だ。語学には関心があり、昔から基礎だけは学ぼうと各国語の本を買ってきてはぺらぺらページをめくり、DVDでその言語をBGMのようにかけてみたりと、あれこれやってみるが、ひとつも身についていない。そして基礎だけやると。もう片っ端から忘れる。

 英語だけは年数が長いのでかろうじて忘れずに済んでいるが、ひどいのがフランス語だ。高校生のころにラジオのテキストで学んだり、その後に機会があればフランス語の授業をとったりしたこともあったが、その後も豪快に忘れていく。最近では、ネットでフランス語のニュースを読もうとしても、単語を追ううちにじれったくなって、Google等で英訳して読んでしまう。

 ところが、昨日ちょっとおもしろいことをやってみて、これなら今後はフランス語も覚えられるかもと気づいた。

○ Kindle Unlimitedで、フランス語で書かれたレシピ本をダウンロードしてくる。このとき、文字として掲載されているものをダウンロードすることが重要。
(日本の一部のレシピ本のように、内容を写真としてキャプチャしたものはだめ)
○ Macの「システム環境設定」→「アクセシビリティ」→「スピーチ」から、フランス語の音声をダウンロードしてくる。
○ Kindleでそのフランス語レシピを開けて、音声はフランス語を指定してから、読み上げさせる。
○ 得意分野(製菓、製パン、簡単な料理)ならば、単語も、書いてある内容(作り方)もほとんど頭にはいっているため、音声を聞きながら文字を目で追えば、発音とリズム(抑揚)が学べる!!

 これはもう、やみつきになりそうだ。

 いままでも、フランス語はレシピ関係なら単語としては頭にはいっていることが多かったため、菓子などを調べるにもフランス語の単語を自分で打って検索し、内容に目を通すことはあった。だが読み上げる際には、発音が無意識に英語読みに近づいていってしまうので、せっかくの検索結果についても、フランス語ができる人にその英語っぽい読みのまま話しかけてしまい混乱を招く。話が通じないか、あるいは発音を直されてしまうのだ。

 だが、これで「読み」と「抑揚」が身につけば…!?
 いつかは、レシピ関係だけでも、ましなフランス語が身につくかもしれない。

 …あくまで「かもしれない」ではあるが…。

参考リンク:
いまこの方法で読んでいるレシピ。

なぜ、この語順

 おもしろい写真を見た。
 なぜこの語順なのか。
 
 

 

 変電設備かと思われるが、機材収納の扉に、この表示。
 
SAFETY WARNING
Opening this box will result in Death by Electrocution & a €50 Fine.

 意味:
 危険!この扉を開けると感電死し、50€の罰金です。

 …いや、感電死したら罰金はこの際どうでもいいと思われるが(^o^)。

 そういえば、ネットでよく話題になる群馬県の写真を載せておくことにしよう。
 この先が群馬県という表示の脇に「危険」とあるので、いったい群馬に何がとよく笑われているが、いちおう看板は単独になっている。この画像は写真素材サイト「ぱくたそ」でいただいた。

この先、群馬

 これよりもっと笑える画像を見たことがあるのだが、それはコラージュだったのだろうか、よくわからない。実在するのはこの風景のようだ。