外国人の姓名を日本語にする際のダブルハイフン

 名前や姓を連結して表記している外国人を日本語表記するとき、ダブルハイフンが使われることがある。ダブルハイフンとは、イコール記号に似ているもので、しばしばイコール記号で代用される。

 たとえばWikipediaのダブルハイフンの説明では、例として女優の「キャサリン・ゼタ゠ジョーンズ Catherine Zeta‐Jones」が紹介されている。

 原文のほうにハイフンがはいっている名前をダブルハイフンで表すのは「ふむふむ、なるほど?」と思えるのだが、わたしの長年の疑問は解消されない。それはイギリスの女優 Helena Bonham Carter を、日本語ではヘレナ・ボナム=カーターとしている事例が多いという点だ。
 もともとの名前にハイフンがないのであるから、ダブルハイフンで表記せねばということは、そもそもないはずだ。もしや同氏が以前にハイフン付きで名乗っていたことがあるのかとも考えたが、ざっと検索してみたかぎりでは、そのようなこともなさそうだった。

 なぜ、ないハイフンを補って考えてまで、ダブルハイフンで表現するのか。かなり謎である。

後日追記:
 こちらによると( → Wikipedia: Bonham_Carter_family)、18世紀にカーター家がボナム家の名前を引き継いで複合姓にした、歴史ある名字らしい。最初の時代にはハイフンを入れて名乗っていた方もいらっしゃったようなので、そういった昔からの姓(歴史ある家)という敬意をこめて、ダブルハイフンが慣例として使われてきている可能性は、あるかもしれない。