市販の睡眠導入剤

 季節の変わり目や、暑すぎる、寒すぎるなどの時期に、寝つかれないことがある。ひどいときには布団にはいってから2〜3時間ほど、自分が寝ているのか起きているのかわからない状態がつづく。

 そんな時期だけでも、市販の睡眠導入剤を試してみようかなと検索してみたところ——。すべてとは言わないが、いくつかの有名商品は「本来は別の用途で使われる薬が、その副作用として眠気を誘発する」ため、睡眠導入剤として売られているらしいとわかった。
 有名なところでは、抗ヒスタミン剤。

 わたしはかつて、夏にひどい蕁麻疹に悩まされた際や、まぶたのやわらかいところに何らかの虫刺され(?)が生じたらしく顔が腫れてしまったことがあり、近所のクリニックで抗ヒスタミン剤を処方してもらったことがあった。あとで別の皮膚科専門医に聞いたところでは、てっとり早い効果は見込めるが自分ならば別の薬にするということだったので、医師によって考えは違うらしい。とにかく、その医師が処方してきた抗ヒスタミン剤は、飲んだら起きていられないほど眠気がすごかった。

 あれはすごかったなと、思い出す。昼間だったのに2時間ほど爆睡した。

 そして、迷った。含有量にもよるだろうが、あれを睡眠目的に服用するというのはどうなのだろうと、ちょっと考えてしまったのだ。

 1日ほど考えて、ドラッグストアに出かけるのをやめて、「眠くなければ無理に寝ない」という作戦のほうがマシであるという結論に至った。あるいは、夜中に飲食はよくないだろうが、気持ちをリラックスさせるために温かい飲み物を少し試してみるのもいいかもしれない。
 薬に頼ると、常習してしまうのではと、怖くなる。