下落合駅から高田馬場駅まで歩いた

 今日は西武新宿線の下落合駅から、隣の高田馬場駅まで歩いてみた。地下鉄東西線の落合駅と高田馬場駅を歩いたことはあったが(30年くらい前の話)、そちらは早稲田通り沿いをひたすら歩くだけなので道に迷うことはなかった。

 今回は、このためだけに降りた下落合駅から「馬場まで簡単に歩けるルートがない」という事実に衝撃を受けつつ、iPhoneで地図を確認しながら歩いた。だいたい今日になって歩くことを決める直前まで「え、西武新宿線の高田馬場の次って中井駅じゃなかったっけ」というほど下落合に無知で、失礼な人間であった。

 駅前はおとといの中井駅よりも広く、バスも通れるような場所だった。そこからは公園や川、そして民家なのか公共施設なのかわからないが緑がたくさんある場所を縫って歩く。住宅街では細い道にも迷いこみそうになったが、早稲田通りが近くなると、急な上り坂が登場して、何やらテンションが上がった。神楽坂のあたりもそうなのだが、早稲田通りの北側というのは位置的に低くなっていることが多く、今日も「あー、神楽坂みたいだ」と、雰囲気を満喫。

 高田馬場の駅に到着した。

 東京に出てきてすぐに通った学校が馬場と早稲田の中間地点にあり、その後は早稲田で2年ほど学生をしていたため、馬場周辺は思い出深く、懐かしい土地である。ビッグボックス(いまはエミオなのかもしれないが建物にビッグボックスという文字が残っていた)、芳林堂書店があるF1ビル(最近は1階にドンキがはいっている)などをちらちら持て、地下鉄東西線直通の電車でJR高円寺駅に到着。そこからは徒歩で帰宅。

 たまには、降りたことのない駅で下車して歩いてみるのも悪くない。