暑い日こそ、湯船

 選集から週明けまで、体調がいまひとつだった。わたしの場合で健康の目安になるのは口内炎。「これは、来るぞ」と。
 数ヶ月に一度はこの状況になるが、たいていの場合、どんな口内治療薬を塗ろうと1週間は消えない。そして中盤で最盛期のような状況となり、異様な数に増える。それは今回は勘弁してほしい、この記録的な厚さで口内炎とまでつきあっていられない——と、頭をかかえた。

 そして「いくら暑いといっても、それだけではないはずだ。なにかいつもと違うことをしていないか」と考え、それまで数日以上もシャワーのみで、湯船に浸かっていないことに思い至った。そういえば肩こりもひどくなりつつある。肩こりが慢性になると頭痛も起きやすくなる。早めに対処せねば。

 そこで、火曜日から湯船を再開した。

 すると、いつものような口内炎の大量発生を待たずして、初期の段階で、口の中が安定してきたのだ。肩こりはまだあるが、それでも口内炎が消えてきたことと湯船は、多少の関係があるのではないだろうか。

 今後も、忙しいときや事情のある場合を除き、できるだけ湯船に浸かりたい。

ケイト・ブッシュ Wuthering Heights

 いまケイト・ブッシュがちょっとしたブームである。80年代から知られる歌手だが、曲が人気ドラマの山場で、登場人物が危険な場所から逃げようとする場面で使われ、再ブレイクなのだ。

 そのドラマはわたしも見ているが、まさかケイト・ブッシュの曲だとは気づいていなかった。

 再ブレイクしている Running up that hill は、こちら。

 そしてわたしがケイト・ブッシュを矢野顕子かと勘違いして聞いていた昔の曲 Wuthering Heights が、こちら。
「恋のからさわぎ」という番組のテーマで使われていたと思う。番組は覚えていないが、曲だけは覚えていた。

 これを機会に、ケイト・ブッシュにはがんばっていただきたい!!

パルスオキシメーターの返却方法(東京都)が変わるらしい

 今年の3月1日を発症と見なし、3月11日までを東京都の指示で自宅療養した経験から、まもなく4ヶ月。

 ……都から貸与のパルスオキシメーターの返却について、まだ案内が来ない。もちろん家にまだ置いているが、忘れてしまいそうで困る。

 わたしより少し早く借りた人とTwitterでお話をした際には、1ヶ月後に案内が来て返却できたとのことだった。わたしは案内がまだ来ていない。

 都の案内を読んでみたところ、7月1日以降に借りた人は自分でレターパックで返却する方針に変更になったそうだ。それ以前の人は、やはり待っていてくださいとのこと → 自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京)のご案内

 わたしは自宅療養の終了時に最後の連絡が来なくて(前日の段階で電話が来て、明日ですねと言われたのが最後)、その後はLINEの連絡(熱はありますかなどの質問)もずっと送られつづけていた。2ヶ月我慢して5月の頭にブロックしたのだが、もしや「療養終了扱い」のフラグを、誰も立てていないということは、ないだろうか。

 忘れられている可能性もあるかという気がしてきた。まあ、いちおう、勝手に捨てないので、東京都さんいつか連絡をお願いします。

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2022.06.29 昼
電話が来たので返却予定。長かった。
東京都さん、ありがとう。

6月26日午後: ロリポップ障害

 このブログを置いているロリポップで、26日午後にけっこう大規模な障害があった。このブログ、別のドメイン、初期ドメインのすべてが表示されなくなったのだ。
 わたしが気づいたのは昼の12時10分ころで、あちこちと見くらべてみて自分の環境のせいではなくロリポップの障害である可能性がたかまった。サイトに障害情報は掲載されていなかったが、いちおうロリポップにメールしたのが12時22分。するとその数分後には会員ページに障害情報が掲載された。

 その内容は、普通ならばユーザが利用するサーバ番号などで「○○番をご利用の方に障害が」と出ているのに、規模が特定されていない書き方だった。「一部のお客様」と書いているので、業界の傾向としてこれは「けっこう大多数のお客様」の意味であると思い、しばし待ってみた。

 わたしの環境では13時ころに状況が改善した。あとで聞いたところ家族が持っている別ドメインでも、小一時間は止まっていた記録があるらしい。ふたりともそれくらいで済んでよかったが、ロリポップではその後も何回か番号を特定した書き方で掲載があったようだから、影響がつづいたのかもしれない。

 利用者も多いだろうし、管理件数は以前の比ではないだろうが、対応も早くなってきていてたすかる。

50年くらい前の本「20カ国語ペラペラ」が復刻

 最近Amazonで翻訳会社運営の男性によるポリグロットの本を何冊か読んだのだが、「そういえば何十年か前に、20カ国語ペラペラという本があったよな」と検索したら、なんと、復刻していた。

 この本は高校生のころに読んだが、おもに「ひとつの言語(たとえば英語)を習得したら、その言語を足がかりに、teach yourself シリーズなどの教材を利用しながら、どんどん独学していく」というものだった。

 この Teach Yourself のシリーズは、数十年前は田舎の書店でも手にはいるほど人気だった。ただしその後のように音声教材が添えてあるような商品、あるいは現在のように購入すればネットから音声がダウンロードできる商品とは違い、文字を通じた読み方が書いてあることがほとんどだったと思う。

 現在も同じような名前で本や教材がネット書店で買えるが、同じ流れを汲むものなのかどうかはわからない。なにせどう考えても teach yourself は一般的な用語で、これで何十年にもわたって商標がとれるほどの特殊性はないと思われるためだ。

 Duolingoで毎日7カ国語をやっているが、ほんとうに楽しい。リーグで上位にいたいのでさらなる言語に手を出す時間がなくなってきたが、リーグが気にならなくなったら、もっとやりたい。

 最近読んだポリグロットの本は、こちら。ご自身も10カ国語以上に精通し、翻訳会社を経営する猪浦道夫氏の本。

 ちなみに、Kindle Unlimitedで月額会員になると、どちらも定額で読める本である。

ドメインの値上げ

 com / net などのドメインは、どこの業者でも比較的安価で年間契約ができるが、ついに先日「さくらインターネット」が、値上げを連絡してよこした。(ネット上の記載は → 【さくらのドメイン】一部ドメインの料金改定のお知らせ(2022年6月24 日11:40追記)

 8月25日以降は、.net のドメインが、1年更新で 1886円 → 2484円になる。わたしは mikimaru.net の更新が春だったような気がするので、まだ少し猶予があるが、1ヶ月に換算すると50円の値上げ。

 解約予定はないので何年間も前払いしたらどうかとも考えたが、ほとんど割引がない。よって、このまま1年ずつの契約で更新していくことにした。

 仕方ないとはいえ、ちりもつもればで、値上げが身にしみる。

 さくらインターネットは、今年2月の発表でスタンダードプランが300GBになり、スピードもアップしたというが、従来会員はちょっと待っていてねという具合で待たされつづけて6月下旬である。あげくに、2018年から(新規参加者には開放されている)モジュール版PHPも、古くからの参加者には対応してくれていない。運がよければ従来参加者もサーバ交換やアップグレードがあるかもしれないと聞いてきたがすでに4年以上。以前にサポートに質問したときの話では、より確実なのは「契約し直してみませんか」なのである。これはもう、話にならない。
 しかもさくらは、契約を新規にするのはもちろん、契約プランを変更しただけで、すべての設定からデータから「自分で載せ直してね」なので、手間がかかること半端ないのだ。

 長年の契約者にこそ、少し愛想よくしてくれても、よさそうに感じる。

選挙の事前予想的な報道

 投票率がただでさえ低いというのに、事前に「○○党が倍増の予想」などと書く大手メディアがあることに、いらいらしている。予想を事前に書きすぎれば(あるいは書く必要があるかどうかも疑わしいが)、何割かの人は影響を受け、「自分ひとりが□□党に入れても、もう関係ないんだ」と、投票率が下がりかねない。

 行き過ぎた事前予想の発表は、誘導にはならないのか?
 節度ある報道を、いまさらながらだが、メディアに望みたい。

小学生の不思議

 いや、小学生にはそれなりの理由があるのだと思うが、かなり謎なことがあった。

 数年前、近所の通学路に、大規模工事の入り口のひとつができて、そこに騒音を検知して数値で示す装置のようなもの(名前を知らない)ができたのだが、その工事がおこなわれていた数ヶ月のあいだ、小学生たちは朝も晩もそこを通るたびに集団で「きゃーっ」、「ぎゃーっ」と叫んでいた。数字が変わるのがおもしろかったのだろうとは思うが、けっこう離れているわが家でも聞こえて、事件かと思ったことがある。

 それから数年。

 それに関しては平穏な日々がつづいていたが、わが家のすぐ近くで新築工事がおこなわれている(現在は家の基礎しかない)ところで、小学生が騒いでいた。

 その騒ぎっぷりといったら、以前の「ぎゃーっ」、「きゃーっ」に加えて、「○○先生がこんなことしたーっ」とか、誰かの噂話のようなものまで含まれていて、例の装置ができたのかと思ってしまった。見に行くのもはばかられるほどの迫力だったので、しばらくして小学生が去ったのちに現場を見に行くと…

 …普通の建設現場で、そんな装置はどこにもない…

 小学生は、いったい、これから家ができる場所(ほぼ空き地に近い)に、なんの用があったのだろうか。

東武線の予約

 4〜5年前にアメリカの知人を「ぐんま昆虫の森」に案内するときに驚いたのだが、東武線では特急券の事前予約などで会員制サイトからクレジットカードが使えたものの、券売機や窓口では現金のみ(東武鉄道のカードがあったらしいので、それは使えた可能性がある)。
 しかも浅草駅の券売機は当日券のみ販売で、翌日以降の分は有人窓口で買うということだったので、駅の待ち合わせなどの相談で浅草駅に出かけた際に、現金で行きの分を購入。当日は帰りに赤城駅から「特急券のみ現金で」、乗車券はSuicaで払った。

 来月上旬にひさしぶりに東武線に乗ることになり、検索したところ、2020年6月から券売機でカードに対応しているという。すべての駅ではないかもしれないがわたしが利用する駅は対応しているようだ。また、以前は登録制だった特急券予約販売のサイトが、電話番号とメールアドレスなどの必要事項入力で、事前購入できるようになっていた。

 まさか平日の往復で満席になるとは思えないが、行きだけオンラインで支払いして(予約販売は特急券のみらしいので乗車券はSuicaで支払いすることになるのだろうか)、帰りは当日に決めようと思う。

あるご高齢の方の会話

 数年前にどこかに書いたような気がして探したら、見つけた。2018年夏ころだったらしいが、近所の交差点で、ご高齢の女性ふたりがこんな話をしていた。

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A「こんなに暑くてさ、そこらへんで行き倒れみたくなったほうが、誰かしら気づいて救急車を呼んでくれたりして、家の中でああ苦しいどうしようなんて迷ってどうにかなるより、よっぽどいいわよ」

B「だめだめ、そういうのダメよ。はしたないって気がする。ちゃんと、(倒れるなら?)人に見えないような場所じゃないと…」
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 Aさんに一票、という気がするのだが、いまのご時世だと、まず新型コロナがどうこうという疑いで搬送先が見つからず、救急車の中で応急手当をしてもらうことになるんだろうかとか、考えてしまう。

 以前は「気をつけなければ」と、外出前に飲み物を飲んだり、直射日光から頭を保護する工夫もしてきたが、最近よく思うのは「まさかと思う程度の気温、曇り空だったら、気にしないで歩いて倒れるかも」ということ。

 わたしも、もしどうしても倒れるときは、人の見ている場所にしたいと思う。道路の横断中は、なんとか渡りきってから倒れたい(そんな器用なことができるのか)。