皮膚科へ

 この数年、秋から春にかけて皮膚がぼろぼろで、何度も何度も「今年こそは医者に行くか」と考えながらも市販薬をあれこれ試していたのだが——今年は見かねた家族から医者に診てもらえと、早いうちからくり返し言われていた。

 ようやくその決心をしたのは、なんと今週の金曜が祝日だということに気づいたからだ。もたもたしていると週末を血まみれの手で過ごすことにもなりかねない(←乾燥しすぎていきなり手や指がピリッと裂け、出血することがあるので、そのあたりを歩くにもカットバンを持ち歩いている)。そこで、あまり混んでいないのにわりと的確な診察をしてくれる近所の医師のところに出かけたところ、たまたま待合室が空いていた。呼ばれるまで5分、診察と会計で5分、近くの薬局で5分という、すさまじいスピードで用件が終了してしまった。

 ステロイドとワセリンを混ぜた軟膏が容器にたっぷりはいっていた。これだけ量があれば1ヶ月では終わらないだろうが、改善があまりなければ内服薬も考えるとのこと。もともと軟膏だけでなく内服を処方することもあるそうだが、今回はわたしの普段の内服薬が多めなのがわかったため、いったんやめてまずは軟膏で様子を見ることにしたらしい。これで治るとよいのだが。