よく考えてみたら昨日はブログを何も書かずに寝てしまった。
昨夜といえば、ちょうど「宮崎シーガイアってどうなったんだっけ」と話をしていたところだったので、朝になってそれがasahi.comの画面にあってびっくり。
asahi.com 2014.12.22 開業20年、シーガイアの教訓 国の承認求めて計画膨張
こんな偶然もあるのだな。ちょうど昨日は「もともとゴルフ場が作りたかったのだろうに、あとから計画をひろげてファミリー向けにプールの話をとってつけたみたいな施設だった」という話が出たが、まさしくその通りだった。ただし悪いのはシーガイアの運営会社のみというわけではなく、国の承認がほしくて無理をしすぎているうちに、計画が膨張したということらしい。
地方を元気にという言葉が何年かおきにスローガンのように聞こえてくるわりには、東京への一極集中は止まらない。止めようという気持ちもないようだ。これだけ国土が小さい上に交通の便もよくなっているわけで、地方都市にもっと機能を委譲していいはずなのに、交通を整える目的を「東京に人が来やすくなる」と考えている人が多いのだろう。地方はさびれるばかり、東京はふくれるばかり。
かといって、人生の半分以上を東京に暮らしてきてしまった自分としては、いまから東京以外の場所に住めと言われても断るだろうし、自分が好きで好きでたまらない場所に「これからの人はこないで、地方でがんばって」と言うのは失礼極まりないことだと思う。そこまで考えるとわがままかもしれないが、一般論としては、上記のように考えている。