このあいだ母と電話で話したばかりなので、こんな用件でいちいち電話するのもと思い、ネットで調べたらドツボにはまった。ひるったま酒(ざけ)とは、なんだっただろうかと思うのだが、よくわからない。
子供のころ、匂いの強いものを、母が透明容器につけこんで台所に置いていた。匂いが嫌だった。見た目は「らっきょう」そっくりだった。
ネットで「ひるったま」を検索したら、足利弁講座というものが見つかり、そこによると「にんにく」、「野の蒜の根」(ののひる、野蒜のこと)と書かれている。いや、それは違うだろう。野の蒜の根は、らっきょうほどに大きくは見えないはずだ。いくら子供の記憶とはいえ、サイズをそこまで間違うとは思えない。かといって、にんにくを漬けたら、あんな匂いになるのだろうか。具体的に思い出せないけれどあの匂いを嗅いだらきっと「あ、ひるったま酒」と思うはずだ。
仕方ない、あとで電話するか…。気になって仕方ない。
ところで上記の足利弁講座だが、当然のものも、意外なものも、含まれていた。
○ あみさげ(三つ編みっていわないとダメなのか?)
○ いけしゃあしゃあ(これ標準語では…?)
○ がしょーき(これは通じないだろうな)
○ きもいる(あ、これ通じないんだ?)
○ じゃんぼん(フランス語ではハムのことだけど ^^;)
○ なから(副詞で使う)
個人的には「しとっぽい」がなくて残念だった。それから「みしみて」より「みしみる(動詞)」で入れてもらいたかった。