(あけましておめでとうございます。何もないブログですが、今年もよろしくお願いします)
今日は元日ではあるが暦としても日曜日。義母のデイサービスは明日(2日)の月曜から通常通りということで、介護施設の職員さんは正月休みもほとんどなくたいへんなご苦労と思うが、わが家にしてみればおかげさまでほとんど通常と同じ生活が送れ、とてもありがたいことである。以前にお世話になっていた民間事業者のデイサービスは、三が日は休みだったと思う。当時は義母の食事や身の回りのことなど、正月は休んだ気持ちになれず、わたしたちの精神的な疲労も大きかった。
2015年までの数年間、1月2日は新宿の初売り(食品売り場中心)に出かけていたせいで、いまも年末から元日にかけてこのブログにはたくさんのお客さんがお見えになり、かつての新宿のデパート食品売り場初売りについてご覧いただいているようだ。だが去年、わたしは考え方を変えて新宿に出なかった。明日も、近所に初詣に出かけてそのまま近隣の駅ビルなどで買い物をして帰ってくる予定にしている。
デパートでの食品福袋に関して言えばだが、通常では買えない何かが詰まった福袋というものは少なく、商品が価格の割には大量にはいっているか、あるいは珍しい組み合わせの商品がまとめて買えるものがほとんどだ。ならば寒い中を朝から新宿までひとりで出かけるほどのことはないなと、思うようになった。それにわたしはタカシマヤの食品総合福袋を毎年買っていて、三が日のうちにはクロネコさんが持ってきてくださる。それなら家族と一緒に、近所をのんびりと歩けばいいではないかと。
明日も、そうするつもりでいる。
認知症の義母は正月というのもわかっていないだろうし、事故があってはいけないので餅も出さないわたしたちだが、小さく切ったおせちを通常のおかずを出すような皿に盛ったところ、今日は異様なほど「がっついて」食べていた。何か郷愁を誘うものでもあったのだろうか。東北らしい味付けのおせちを作ったわけでもないが、どこかが気に入ったのかもしれない。
こうして、あっというまに春が来て梅雨がきて、夏が来るのだろうとは思うが、自分らしく日常を過ごしながら、無理せず年を重ねていけたら、それでいいような気がしている。大きな喜びも、派手なイベントも要らない。日々が平穏に過ぎていってくれたら、それで幸せであるように思う。