昨日くらいから、最近の(どうも実際にあったらしい)キラキラネームというものがネット上で紹介された。だがそのあまりの破壊力に、目が読むことを拒否してしまった。あれはほんとうに、実際に目撃された例なのだろうか。ご関心のある方は検索を。
さて、キラキラネームの説明を英語でしなければいけない状況があったとして、要点を整理しておくとすれば——
○ 日本には命名に使える文字種類が3種類あること
○ キラキラネームとは、字義的には「輝いている」意味、そしてつまりそれは「現実離れしている」というニュアンスがあること
○ 普通は(音声的に)そう読まないはずの文字をわざわざ当てて、文字も読ませ方も両方「突飛」にすること
○ 事例を挙げるとすれば、音声として、英語でも日本語でも通じる名前(たとえばピカチュウなど)がわかりやすいはず。
1. 「発音としてピカチュウにすることが大前提」(日本語的には、それは一般的な名前でない)
2. 「ピカッとしている(多くの場合は雷の連想)ニュアンスの漢字」、さらに、「チュウという音に近そうな別の漢字」を持ってきて合わせるなど、離れ業をおこなうことで、親以外の周囲がまったく覚えられないし、読み方の想像もできない名前になってしまう
…というわけで、まずは Kira-kira name, literally a twinkly name, is a kind of trend for these decades in Japan that parents give their own children very unusual and surprising names (キラキラネーム、文字通りに言えば twinkly nameは、この数十年で流行っている、親が子供に奇抜で驚くべき名前を付けること)にはじまり、具体例を上記のように書いていくしかないと思う。
こんなことをもしその場で「文字や図解も添えずに」口頭で説明してと言われたら、おそらくわたしは頭が働かなくなるに違いない。誰からも聞かれないことを切に祈る。