何ヶ月か前に、自分では勝手に和田慎二の漫画だと思っていたので調べようと思えばすぐわかると思っていた作品が、記憶違いだったらしいと気づいた。なぜ気づいたかというと和田慎二の熱心なファンのみなさんがたくさん全作品について語るサイトを作っていらっしゃるため、どこにもその(わたしが覚えている)作品がないと思い知らされたためだ。
年代はおそらく70年代後半。数回の連載作品で、わたしは後半しか読んでいないため全体もわからないしタイトルも不明。内容で検索をかけてもありきたりすぎて引っかからない(笑)。
何週間かかけて、ときどき思い出せる範囲で検索をかけている。自分で買っていなかった雑誌に載っていたことだけはわかるため、当時「わたしが買っていなかった雑誌で、人気作品の作者にどんな人がいたのか」を、漫画家名の一覧のようなものはないかと検索し、さらにその時代の漫画に関係しそうなキーワードを入力して画像で検索…似ている雰囲気の絵や見覚えのあるタイトルを見つける、という作戦に出た。
ところが、である。
関係ないところでばかり記憶がつながる。同時期というだけで今回の件と関係ない作品が頭に浮かんで「へぇ、一条ゆかりだったのか」やら、「この時代は、子供が読むような内容じゃない話が多すぎだった」やら。すごかったなぁ、昔の漫画。
で、なんで和田慎二だと思ったのかというと、たぶん描かれていた人たちの顔立ちや、主人公の男性が長髪で神恭一郎っぽかったとか、そのあたりなのだろうと想像。
別に、思い出したからといってまた読みたいというわけでもないのだが、いつかタイトルがわかると、気分的にはさっぱりする。気長に探そう。