大阪の事件。ゲームセンターのクレーンゲームにある高価な商品を目当てに人によっては何十万円も(!?)つぎこんだ。取れなかったことで相談を受けた警察が、詐欺として関連店舗を捜索したのだとか。
いくつかのニュースサイトを見たが、だいたい内容は似たり寄ったり。いちおうNHKのものをリンクしておく → 2017.12.23 NHK new クレーンゲーム 商品取れぬよう細工か 詐欺容疑で捜索
これは、捜索しますという令状を持って出かけるのだろうとは思うが、まずは捜査員が素人の振りをして何時間も交替でクレーンゲームを見張るのだろうか? 何か根拠がなければ令状は下りないような気がする。そして数日以上の準備期間を経て、1日あたり何時間も交替でじーっとクレーンゲームを見ている警察官が複数いるのではと想像すると、それが仕事とはいえ、ちょっと滑稽にも感じてしまう。
ネットのどこかの掲示板で読んだ話だが、高額商品はキャッチされにくいようにテープ等でケース内に固定してあったのではないかとのこと。だとすれば警察は商品が固定してある証拠を見つければよいわけだが、やはり、下調べは不可欠のはず。
しかし、被害に遭った人は、結果として何十万円もつぎこんでしまう前に、正規品を自腹で買おうという発想に方向転換できなかったことが残念でたまらない。