先日こちらに書いた肩の件。平均するとだいたい1日おきくらいに痛みがあるが、湿布を貼って荷物を減らすようにするといったんよくなる。ときおり連続で痛くなる日があり、そうなるともう着替えもつらいほどだが、2日以上つづくことはなくなってきた。気をつけて過ごそうと思う。これからも無理は禁物だ。
さて、夢である。健康状態の指針のひとつだと思うが、先週は寝ぼけながら夜中に勘違いをして悲鳴を上げそうになった(いや、実際にわめいたらしい)。物音に、恐ろしいことが起こったと勘違いをしてしまって、心臓がばくばくと、たいへんな状態だった。普通の状態ならけっして勘違いをするような状況ではなかったはずだが、疲れているのだろう。
今朝ほど(おそらく3時過ぎくらいだろうかと思う)は、ひどい夢から抜け出せず、体も上半身が押さえつけられるように痛みがあり、うなされて家族に起こされた。
見ていた夢のひとつは、女性が勘違いをして地下150メートルまでノンストップのエレベータに乗ってしまうものだった。ところがその場に居合わせた男性諸氏が誰も声をかけない。むしろ「びっくりするだろうな、せまい作業場だから」と、薄ら笑いまで浮かべている。わたしは女性を気の毒に思い、インターホンなどはないのか、事情を説明すればパニックしなくて済むだろうからと尋ねたが、その場の人間たちはそんなもので声をかけてもエレベータがもどるわけではなく、いったん150メートル地下まで行くことには変わりないと、取り合わない。だがわたしはそれでも「説明してあげるだけで気持ちが落ち着くだろうから」と言うのだが、そのシーンはどう終わったのか覚えていない。
もうひとつは、家の中の夢だ。風景はわたしが生まれ育った田舎の家に似ていたが、登場したのは現在の家族。ふたりで話をしていると、視界の隅で、距離にして数メートルのところにある何かが動いた。部屋の一部に同化していたようだが、そこからなんと知らない男性(古ぼけたスーツを着た痩せ型の男性、四角い鞄を手に持つ)が、玄関に向かって歩き出した。わたしは部屋の風景の一部だと思っていたものが人間だったことに、そして室内に赤の他人がいていまから玄関に出ていこうとしていることに驚き、悲鳴を上げた。すると目の前で家族が、にやにや笑って言う。「誰だろね、あれは。誰だろね〜」と。そのときなぜか、出ていくほうの赤の他人が実は自分の家族で、目の前にいる人物はなりすましの他人だったらどうしたらいいのかと、そんな思いにとらわれ、また悲鳴を上げた。
…そこで、起こされた。大丈夫、大丈夫だからと、わたしに声をかけてくれていた。上半身がとても痛かった。ともあれ、起きることができてよかったと、
肩が痛いから眠れないのか、夢の中でのたうち回るから肩が痛いのか、とにかく、なんとかして質のよい睡眠を心がけたい。