最近、乗り物が好きである。
ふとしたことから、小笠原諸島に行くには貨客船「おがさわら丸」で24時間かかるという記事を読んだ。東京都同士とはいえ最初と最後の数時間を除けば、洋上ではほとんど電波もはいらずに、携帯やネットは使えないらしい。わたしにとっては苦行かもしれないので、小笠原諸島に興味はあるもののそちらを想像することはひとまずやめて、就航したばかりのシルバーフェリー(宮古←→室蘭)について、検索してみた。
シルバーフェリー
宮古を朝に出て室蘭に夜到着と、室蘭を夜に出て早朝に宮古着の往復らしい。片道10時間。運賃のみならば、いちばん安い切符が大人6000円(最高は15000円)で、手荷物運賃、乗用車などは別途。
おそらく運送業務等で陸路を走り続けた場合にかかる時間を、フェリー上でドライバーの休憩にあてることで、交代要員を手配しなくてもよいなどのメリットが期待できるのだろうか。一般的な観光客が期待できるかといえば、よほど船が好きという理由、または北海道を自車で回りたいなどのドライブ好きの人を除いては、それほど需要が高くないように思う。
フェリーはほとんど乗ったことがない。瀬戸大橋ができる前に和歌山から徳島まで乗った記憶があるが、夜だったので外の景色も見られず、揺れて船酔いしてしまった。昼間だったら少し違ったのだろうか。
ハウステンボスの移動式球体ホテルも、実はちょっと気になっている。もちろん、記事の後半で説明されるジュラシックアイランドにではなく、興味があるのはホテルのほうだ(^^)。