世間では3連休とのことで、その直前まで横浜みなとみらいのホテルで用意されていたアニバーサリー宿泊プラン最終日を予約してあった。記念日などの利用にどうぞという、部屋でフルコースが食べられる割安プランで、朝食はビュッフェ。高層階で眺めもよく、海が見渡せて旅行気分を満喫できた。
実は午前にあろうことか病院の予約を入れてしまっており、最近は完全予約制で日付変更などが面倒であるためそのまま続行。昼に帰宅してから準備をはじめ、午後3時に家を出て、高円寺駅から新宿へ、そして湘南新宿ラインで横浜へ。かつては東京駅から東海道線を経由して出かけていたので、本数が15分に1本程度とはいえ、30分強で横浜まで行ける路線があるのはありがたい。車両編成が長いためか、往復ともに適度な乗車率で、どちらも座ることができた。
横浜からは「みなとみらい線」で、みなとみらい駅まで。180円。
ホテルに到着すると、港が見える眺めのよい部屋だった。
浴室は湯船とシャワーが完全に分かれている日本人には好まれそうなタイプだった。シャンプーや石鹸などのアメニティを一切使わない場合は、帰りにそれを申告するとホテルからどこかの団体に寄付が行くそうだが、備え付けのものはとりあえず試す主義なので、しっかり使った。部屋の金庫は電子ロックで使いやすく、ちょっとしたものを入れるのにちょうどよかった。
これは部屋にあった香りの小箱。開けなければ香らず、開ければよい匂い。好みの問題もあるだろうからと、最初は蓋がなされていた。
自由に使えるスマホ。数カ国語に対応。自分の好きなアプリをインストールしたり、通話利用も可能、しかも無料。一部の国には国際電話すらも無料でかけられる。壊したり紛失しない限りは近辺への持ち出しも可能で、チェックアウトの際に内容が初期化されるそうだ。便利な世の中…。
到着まもなく、駅に隣接したマークイズというところにあった、町村農場のソフトクリームを食べた。なにやら暑くて、無性に食べたくなり、ホテルに到着するなり「みなとみらい ソフトクリーム」とSiriに叫んだら、おすすめとして出てきたので、素直に飛びこんだのだ。ワッフルコーン、350円くらい。美味。
チェックアウトは12時まででよいというプランだったが、10時過ぎに出て、近くのカップヌードルミュージアムまで。入場料は500円。展示物として、安藤百福の銀色に光る像があって、ほとんどウルトラマンのようだった。お子さん連れの方は、カップヌードルやチキンラーメンのファクトリーに寄るのもよいかと思うが、わたしたちは展示とミニ映画のようなものを見て帰ってきた。午前の11時を過ぎると上階で食事ができるらしい。
出てきたら入り口フロア界隈がやたらと混んでいた。人が揃うのを待っているのか、広い階段の片側半分のスペースにアジア系旅行者と思われる人々が、直に座っていて驚く。見た目で区別はつかないが、日本人ではないだろうと…思いたい(^^;。
そのあと赤レンガ倉庫まで歩き、少し買い物をして、山下公園で赤い靴の少女の像(ここがPokemon Goのジムになっていたのでバトルを少々)で撮影したあと、中華街まで歩いた。
中華街、ちょっとびっくり。何か美味しそうな店があったら食べて帰ろうかと話していたのだが、なんと、まるで昔の新宿歌舞伎町(夜)かと思うような呼び込み。試食いかがかの手まで伸びてくる。雰囲気が悪い…昔からこうだったのだろうか? 昔は気にならずに歩いて、店を探したものだった。変わったのはわたしか、中華街か。わたしが最後に中華街に出かけてから20年くらいは経っているため、多少は記憶違いもあるかもしれないが。
5分くらいしか歩かず、みなとみらい線の駅まで移動して、横浜にもどった。そして駅隣接のルミネで昼食をとり、そごうの地下で「えの木てい」の菓子、マーロウのプリンを買って、横浜をあとにした。
ホテルのディナー(ルームサービス)については、別ブログに掲載済み。