2〜3年前だっただろうか。中野駅から吉祥寺まで関東バスに乗ったら、やたらと長かった。JRならば10分くらいで移動できる距離を、おそらく35分か40分くらい乗っていたと思う。そのときは昼間で、知人らと一緒だったので話をしながら過ごしたが、今日は夕方に逆コースに乗ってみた。
吉祥寺からは北口の商店街「サンロード」入り口近くにバスの乗り場がある。ちょうど1本出たところらしく、次の10分間を待つ間、列はほぼ先頭だったので、確実に座れる安心感があった。発車間際だと20人くらい並んでいるようだ。
17時50分ころから、18時半ころまでバスに揺られた。周囲は暗かったので、連れとiPhoneのマップを見ながら「ここは善福寺川緑地の近くかな」などと確認しあったり、ポケモンgoのスポットをクルクルと回すなどしているうちに到着。長い路線は乗っていてお得感がある。
中野からは、家の近くまでふたたびバスに乗った。なんとも贅沢な気分になれた。
中野駅はこれから数年すると北口の改編が本格化してきて、駅に新設する西口改札の整備と、そのときに西口前の広場となる(現在のサンプラザ前にある)バス停周辺の空間が整備されたり、駅ビルができたりするらしい。順序としてはそのあとになるだろうが、2024年移行はサンプラザが解体され、周辺とともに再開発される。前区長が言っていたような大型の1万人アリーナになるのかどうかはわからないが、とにかくサンプラザが解体されることは、新区長のもとで正式に決まった。
ちなみに都内のバスは会社ごとに1日乗車券が出ていて、600円前後でICカードに乗車券を記録してくれるが、複数の会社にまたがった1日券は販売されていない。利用する駅によっては、向かう方面によって京王バス、都バス、西武バス、関東バスなどがあるし、もう少し東京の地図を下のほうに行けば小田急バスもある。すべてのバスを「バス1日券」としてもらえたら、バスファンとしてはありがたい気がするが、バス会社としては、業務が増えるだけで儲からないのだろうなぁ。