Facebookの広告で、Grammarlyというツールがあることを知った。気になったがFacebookに対してわたしが何に興味を示したかを知らせる必要もないだろうと、その広告をクリックせずに、わざわざ手でgrammarly.comを入力して、内容をチェックに出かけた。
ブラウザのプラグインとして利用する方法と、grammarly.comの自分のページを呼び出ししやすくするアプリ、さらにMicrosoftのOfficeに組み込ませる方法などがあるらしい。わたしはSafariのプラグインと、呼び出しアプリをインストールしてみた。
無料版で、GoogleのIDを利用してみた。無料であっても会員登録は必須だ。ネットで検索した限りでは、有料版でなくともかなり使える仕様らしい。
(ちなみに、登録や登録後のメニューはすべて英語だが、英語を学習する人用のサイトであるため仕方ないことと思う)
ひとまず、自分が適当に思いついた英文を、Macにインストールしたアプリからgrammarly.comに載せてみて、どんな点をチェックされるのか、見てみた。
まず、こちらは間違いを指摘してもらった画面。
うっかり those who have だけで主語でよいだろうと思ってしまったのだが、何をhaveしているかを具体的に書かないといけないらしい。
また、those who live で形容しているが主語は every one of those… なので live ではなくて lives にしなければならないという、もっともな指摘。
個人的には、every one of those who lives のうしろにある they でチェックされるかと思ったのだが、そこは何も言われなかった。ひと昔前ならば、ここは he にされてしまったと思う。だが人がすべて he ではなく she であったり、あるいは別の何かとすべき場合もあるわけで、最近ではアメリカ英語で(本来は単数で扱うべき事例に)theyを使うことが増えてきていると聞いている。わたしは故意に they を使ったのだが、最近の傾向ということでこれは「可」としてもらえたのだろうか。やや気になる。
その二ヶ所を直してみると、以下のように「有料版にすると、もう少し別の場所もチェックしてあげられますよ」の表示に切り替わる(笑)。
これだけ短い文章で、ふたつもチェックされてしまった自分に反省しなければならないところではあるが、いまのところ、無料版でじゅうぶんかなという気もしている。