シンガポールに行ったことはないが、自動車工場というのはかなり広い国に作られるものという先入観があって、このニュースには驚いた。
2018.10.23 Autocar (英語) Dyson electric car will be built in Singapore in 2021
2018.10.28 ロイター(日本語) アングル: 英ダイソン、なぜシンガポールでEV生産するのか
シンガポールには優秀な人材がいることと、税制優遇措置が決め手になったらしい。また、アジア各国に商品を出荷するにも地理的に有利と考えた可能性はある。
電気自動車は排ガス問題の対策として考えるととてもよいのだが、ひとつ不安な面もある。それは「静かすぎて接近するまで気づけないのでは」という点だ。最近、わたしの耳が遠くなったというよりは、静かな車が増えているように思えてならないが、車製造業の傾向だろうか。これで電気自動車が増えたら、気配に気づいてふり向くのがさらに遅れるのではと、気になっている。
それとも、そのころには、前方に歩行者を感知したらスピードが出にくくなるセンサーでもつけてもらえるのだろうか。