人手不足はいかんともしがたいが、その理由が「ゆうパックがたいへんになって人が足らない」ということであれば、普通郵便を差し置いてまでゆうパックやってと積極的に要望していた層が厚いとも思えず、なんとも気分が複雑。
わたしはむしろ、民営化になっても官に近い扱いを受けていたこと、たとえば郵便ではなくゆうパックであろうと思われる車まで短時間の路駐を容認してもらっていた時期があったことに、腹立たしさを覚えたものだった。むしろ、積極的に仕事を他社からとろうとしていたように思えるほどだったが、それで郵便事業が圧迫されるとは、本末転倒ではないか。
郵便といえば、都内で大手郵便局のほとんどは夜間窓口もあったが、ごく一部を除いてそれも終了しているのが昨今だ。昼間に投函が間に合わなかった大量の封書を作成して「さあ窓口に持っていくか、その帰りに遅い夕食でも食べて帰ってこよう…あーっ、郵便局の窓口って、夜は休みになったのかっ」という話を、数名の方から耳にした。料金分の切手をすでに貼ってあるならポストにも入れられるが、料金の確認を兼ねて窓口で相談するつもりでいた人などは、たいへんなことだろうと思う。夜間に人が働くと思うほうがおかしいと思われる方もいらっしゃるかもしれないがわたしが書いているのは地域にある小規模郵便局のことではないく、大手集配局での窓口対応のことだ。対応がなくなったことへの周知が、徹底されているとは思えなかった。
さて、普通郵便の土曜配達が今後は廃止になるであろう件だが、この記事にあるように、「木曜に投函した封書が先方に届くのが月曜以降」になるというのは、これは正直なところ、不安である → asahi.com 2018.11.16 手紙の翌日配達、廃止の方針 日本郵便、人手不足を受け
この際、ゆうパックを縮小して郵便を守ってもらえないか、日本郵便さん?