先日こちらにPayPalのことを書いてのち、ひさびさにログインをしてみたところ「銀行口座を登録したらクーポンプレゼント(大意)」というキャンペーンをやっていた。
どういうことかというと、大手の銀行(一部)の口座を持っている場合はPayPalのメニューから口座登録をする際に相手側のコンピュータと照合することで本人確認ができる(つまり銀行窓口が口座作成の際に身分証を見ているはずだから、そのコンピュータと照合できればPayPalとしても本人確認ができたという認識)ということだ。
ちなみにみずほ銀の場合は、暗証番号など基本的なことのほかに最後に記帳した段階の残高を入力しろということだった。わたしはたまたまその日に通帳に記入したので手もとに通帳があったが、あくまでも(どんなに古い残高だろうと)本人が記帳済みである最後の数字を答えればいいらしい。
というわけで、ひさしぶりにログインすると同時に、わたしは本人確認が済んだ会員、という扱いになったらしい。これまでのPayPalは免許証などをFAXしなければならないとか、あれこれ難しい手続きをとらないといけなかったそうで、わたしはそれが面倒で、できるだけPayPalを使わないようにしていたが、その心配もなくなった。
なぜ使わないようにしていたかというと、人から聞いた話では、PayPal経由で頻繁に買い物したり累計で10万円以上を使うと、ある日突然「本人確認」と言われるとのことだったからだ。わたしは免許証を持っていない上にパスポートもとうの昔に期限切れで、身分証明書がない。だからそういう要求が突然につきつけられると、ほんとうに気が重く、途方に暮れる。だがこうしてオンラインでの本人確認ができるようになったということならば、わたしのような「身分証明が面倒な人間」には、とてもありがたいことである。
また、個人間の送金、ビジネスでの送金は、以前に人から聞いた話ではビジネス会員として登録する必要があるとのことだったが、その点がよくわからなかったため、サポートにメールで尋ねてみた。内容は「個人間の送金もあるかもしれないが、将来的にビジネスでの入金を予定している。ビジネスアカウントというのはビジネスが開始されてから申請するのか、すぐにいまの段階で申請するのか」…すると、すぐさま、とても気軽な口語体のような文章で、女性らしきハンドル名の方から返事があった。
正直ちょっとその文体とハンドル名の使用に驚いたが、かいつまんで書くと「本人確認が済んでいる会員さんは別にビジネスアカウントに変更されなくてもよろしいかと」といったものだ。
まあ、いちおう、そう言われたのだからあとから「ビジネスの入金に使うのは違反だ」と言われたとしても、あちらにメールの控えも残っているだろうし、わたしのせいではない。ビジネスの入金としても、活用していこうと思う。