毎年のように考えることだが、もうすぐ今年が終わるなどと信じられない。とくに今年は12月の前半が何をしていたか思い出せないほどまたたく間のことだった。
笑ってしまうような展開だが、今日の夕方になって、明日の日曜日に散歩がてら買う物はなんだろうと、頭を整理しようとした。それによってどちら方向にポケモンをしにいくかを決めねば、と思ったのだ。そのときふと「いつも阿佐ヶ谷の西友まで丸鶏を買いに行って、その晩に漬けこんで、翌日の昼にローストチキンを焼くクリスマスというイベントは、明日のうちに丸鶏を買っておかねばならないのでは」と気づいた。都内の普通規模のスーパーは、クリスマス前の数日と当日くらいまでしか、丸鶏を売らないのだ。鶏肉専門店や大型店あるいは都心の高級食材店は違うだろうが、とにかくこの界隈では普通に出かけていって丸鶏を飼うなら、22〜24日くらいしかありえない。明日行くしかない。
いったい今月前半は、わたしは何をしていたのだろう。インフルエンザ予防接種もついに年内は無理そうだとわかった。髪を切りに行くと半月も前から決めていた日は、別の事情のしわ寄せで予定が流れた。毎日ずっと、1時間半くらいはポケモンをしに歩いている。それだけはつづけている。だがそれ以外のことは、とんと記憶にない。
困ったものだ。つい先日、猛暑が去って秋になり、珈琲の木を手入れしながら「春に手入れできなくてごめん、今回の植え替えができなかった鉢は、来年の春までごめん」と謝ったのだが、もうすぐその来春が来るというわけだ。
このままだと、すぐ花見の季節が来て、猛暑になるのだろうな(苦笑)。