先ほどどこかのテレビ番組だったと思うのだが、男鹿半島の「なまはげ」について、民家の玄関で事前に担当者が「なまはげいいですか」と確認している光景を放送していた。子供が怖がるからなどの理由でだめと言う家庭も多く、そう言われたら次に移動するというものだったが…
地元の人が自分の家庭に受け入れたくないと思う存在であるなら、なまはげの今後は、どうなるのだろう。もしや観光客のために「一般家庭ではないなんらかの場所」を設け、公開イベントとしてなまはげが登場することになるのだろうか。
もともと、観光には向いていない存在である。ほとんどの人は、自宅に観光客を引き連れたなまはげ御一行がやってくることを望むまい。
そんなことを考えながら検索したら、産経新聞の記事が引っかかった → 2018.11.29 男鹿のナマハゲ、見学に課題 地元住民、観光客の受け入れに拒否反応
もしなまはげを入れてくれる家が減ったにせよ、無理に観光化させるよりは、ほそぼそと継続させたほうが無理がなくてよいのかもしれない。