駆け足で伊勢丹に出かけたのだが(理由は催事会場で大好きな石川県の餅を購入するため)、地下の食品売り場でびっくり。なぜか北欧菓子のフィーカで行列ができている。最後尾はこちらといった立て看板で区切られつつ、立つ場所を変えて合計3列分くらいの長さになっていた。
フィーカに人気がないとは言わないが、なぜ行列ができるのかと、驚いた。見た目がよい菓子(コロンとした丸いフォルムのジャムクッキーなど)があるのは事実で、帰省土産にはよいかと思うが、いままで何年も伊勢丹の食品売り場を歩いていて、フィーカにこれほど行列ができている現場を見たのは初めてだ。いま何かすごい商品でもあるのかと、列に並んでいる人たちが手渡されたメニューのプレートをちらりと覗きこんだが、やはりクッキーなど焼き菓子の詰め合わせである。不思議だ。年末だけのセット内容か、あるいはパッケージが年末向きといった事情があったのだろうか。
それにしても今回こうして検索してみるまでまるで知らなかったのだが、フィーカの中身(製造元)は、ロイスダール(メトロ製菓)だそうである。あちこちのデパ地下に売り場があるが、たしか本店は中野区の新井薬師前駅や、哲学堂公園に近い場所にある。一度くらいは散歩がてら入店したかもしれないが、よく覚えていない。