どこかに出かけたいという思いと、以前に2年連続でバウムクーヘン博に出かけた際、慣れない方角への旅行であれこれと調べた経験からか、最近よく新幹線が夢に出てくるようになった。ただ、内容はとてもスケールの小さいもので、普段見ている夢とたいして違わないような悩みや、ちょっとしたトラブルしか出てこないのだが。
今朝は西の方のどこかの駅に半日だけ用事があった夢。その用事も終わり、一緒にいた誰かから「広島も島根も近いですし、ちょっとどこかに出かけてきたらいかがですか」と言われるのだが、いや、島根は新幹線が停まるどこかの駅から近かったような記憶はないし、ちょっと時間つぶしに行けるような場所ではない気がするぞと思っていると、なぜかわたしの田舎の家に場面が飛んでいた。そこでは兄(実在の兄とは見た目が違う)とその仲間たちの集団が爆音のバイクでやってきて「おっと、新入りが首にGPSを埋めこまれてしまったな、この家もばれたかもしれない」と物騒な話をしている。田舎の母が(母自身は心配要らないので)わたしに帰った方がいいという。すると次には、そこを出たら、東京の自宅だった。トイレの隅に汚物がふたつもあって、いったいなぜだろうと話しているシーンに飛んだのだが、ほんとうに夢とは脈絡のないものだ。
10日ぶりくらいに田舎の母に電話し、母の体調について尋ねた。夢に出てきたことを話すと、熱心に耳を傾けてくれた。そういえば母も、母の姉であるわたしの伯母も、以前からよく夢の話が好きで、話が出ると食いついてきてくれたものだった。伯母は存命だと思うが、しばらく話を聞かない。どうしているだろうか。
新幹線に乗る夢と、もう校舎としては存在しない中学校の夢をよく見る話などで、最近にしては長く話したように思う。数か月前は体調不良でいつ電話しても内容が暗かったが、最近では少しだけ明るくなったようだ。
若いころも、最近も、苦労のある人なので、のんびりと過ごしてもらいたいと思う。