わたしがバウムクーヘンのサイトを開始するより少し前、まだ「どのバウムがうまいのか?」と、名前がしれているものから順に買って食べていたころのことだが、山形県のシベールはホールサイズのバウムクーヘンを販売していた。それは滋賀県のクラブハリエが火付け役となって日本全国にバウムクーヘン(やわらか系)が復活しつつある時期に当たっていたと思う。
わたしにとってシベールとは、初期のころにバウムを取り寄せて食べた店という印象だったが、その後は世間では「ラスクの店」ということになっていたようだ。たしか東京の青山にラスクを売る店を持っていた時期もある。
新聞各社の報道によると、資金繰りのめどが立たず倒産だそうだ。残念なことである。
河北新報 2019.01.17 シベールが民事再生法適用を申請 自力再建を断念