大手のスーパーやコンビニでは、従来から物流をコンピュータで管理しているはずで、需要と供給に関するさまざまなデータは揃っている。また、数年前からAIを活用した飲食店の来客予想をする会社が話題になっており、実用化も進んできている。これらを組み合わせて、1日でも早く「恵方巻き」などの売り上げ予想ができるようにすべきだ。
仮に大手が仕入れを予測できても、そこに材料(酢飯や具材などのパーツ)を納品する食品会社はすぐに対応できないかもしれないが、まずは一般客に直結する大手がきっちりとした予測を立てて注文をすれば、いつかは全体に効果が出る。
今年も恵方巻きの売れ残りや仕込んだ材料が廃棄になっているらしい。まずは大手から、対策を明日にでもはじめてほしい。