数字で、ドキリ

 外国に本社があり、そのサービスを日本で提供するにあたって最低限の説明文章と価格設定を日本語で掲載するというサイトが、けっこうある。企業サイトであるから案内の日本語訳はかなりこなれていて、きちんと人の手で翻訳されているらしいとわかる。
 だが、数字の書き方には、ドキリとさせられる。

 もっとも安いプランで「1か月あたり ¥1980.00 です」と書かれていたとき、日本語では普通は金額の小数点以下を書かないため、目が勝手に19万8千円かっ…と、反応してしまうことも。そして直後にドットの位置がおかしいことに気づき、ああ小数点だったかと、ほっとする。

 ちなみにドイツやフランスのサイトを見ていると、価格に使われている数字表記は、日本語で小数点に当たる場所がカンマである。いやむしろヨーロッパ諸国ではカンマで書く国のほうが多いかもしれない。

 そういえば、日付も混乱する。
 日本では圧倒的に 2019/03/06 の書き方をする人が多く、最初の2019を19と略してしまうことすら、あるかもしれない。だが国によっては、いろいろな順番の可能性がある。外国から届いた荷物の差し出し日付や、それが食品だった場合の賞味期限などを、わたしはいつもどの順序で読めばよいのか、その都度じっくりと確認している。
 添えられていた書類で月の部分だけをスペルで書いてくれているものがあれば、参考になる。たとえば4月をAPR.と表現していれば、それ以外の部分が日または年だからだ。それを元に、ああこの地方では「月/日/年」の順で書くのか、あるいは「日/月/年」、はたまた日本と同じ「年/月/日」か、などの判断がしやすくなる。

 年月日の表記順について、英語版Wikipediaに記事があった → Date format by country
 これによると、世界で使用している人口が最も多いのは「日月年(date/month/year)」で、次が日本などが含まれる「年月日(year/month/date)」らしい。

 余談だが、日本ではまだまだ昭和や平成の年数に馴染みを感じている層がけっこういらっしゃる。わたしの実母などもそうだ。その人たちは平成を略して 30.10.19 などとメモに書くかもしれない。あとから見た人は、平成30年の10月19日と気づかず、2019年の10月30日と勘違いする可能性もある。和暦愛用のみなさんには、ぜひ和暦であるとわかるように、書いておいていただければありがたい。

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