笑う門には福来たる

 先週だったか、日本語を習っているのかもしれない外国の方に「笑う門には福来たるとは何か」と、英語で質問を受けた。別に答えなければいけないわけではなかったのだが(なりゆき上、わたしが質問に答えている場所ではあったのだが話題にはすでに区切りがついていたため)、いちおう説明した。

 笑いがある場所に幸せはやってくるという意味 (Happiness comes where the laughter is.) だと。おそらく納得したのだろうか、そのあとに質問はなかった。

 さて、笑いとは、ほんとうに大切なことだと思う。
 このところ毎日のように頭痛や腰痛がつづいていたが、おそらくは精神的な問題が大きかったのだろうと自分でも認識していた。そんなとき、くだらないことで笑いが止まらなくなった。
 家族がテレビで「おばあさんが踏切で動けなくなり、4~50代の運転手が助けてあげた」というニュースを見たのだという。
 わたしはなぜかそのとき、頭の中でその話を文字として誤変換してしまった。車40〜50台から運転手がわらわらと降りてきて、おばあさんを助けるというものだ。まるでギャグである。なぜわたしが笑っているのかと怪訝な顔をする家族に、それを説明しようと思っても笑ってしまって話せない。笑いをどれほどこらえても、どうしても吹き出してしまう。
 同じ日だったか、別のことでもそんな笑い方をした。そちらの詳細は忘れてしまったが、直後に「こんな状態でも笑えるんだ」と、自分がつぶやいたのを覚えている。

 まだ、笑える。まだ大丈夫だと、思う。適度にがんばって、適度に遊ぼう。

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