悲鳴を上げそうになるほど怖い夢というのは、ほんの数回しか記憶にない。だがわたしはホラー作品がもともと好きなので、一般的な人よりは、何をもって怖いとするかの基準が高めかとも、思う。
(以下、ちょっとヘビの話が出るので、ご注意)
今日はたくさんの夢を見たが、その中のひとつが、室内にヘビが出るというものだった。最近よくツチノコの本を読んだり、未確認生物の話題で検索をかけているので、その影響だろうとは思う。
こんな内容だ——
その夢の中の世界では(初夏のハエのような)風物詩のごとく、たまにはヘビが出るものであるらしい。場合によっては室内にも出るから、見つけたらつまんで外に出さねばならない。そのうち1匹目は小さなもので、家族がすぐつまんで外に出したのだが、問題は2匹目で…(そちらも家族が何かの器具でつまんで、捕獲したことには違いないのだが、そのあとでみょうな行動に出るという意外な展開が)…というものだった。
目が覚めてから、なぜそんな夢を見たのか考えてみた。意味がわかるといえばわかるが、夢に出るほどのことかとも、同時に思った。だがあとでその話を家族に告げると、ゲラゲラ笑っていた。話としてはこっけいでおもしろいものなのだろう。するとわたしは、夢でそれを自分に見せることで、笑おうとしたのかもしれない。たとえその題材がヘビであろうとなかろうと、だ。
そのシーンの前後どちらだったかは忘れたが、体に9個の大きな湿疹が出ている夢も見た。形と間隔は、ちょうどイエデンのプッシュホンのようだった。9個が等間隔に並んでいた。なんだこのおでき、どの薬を塗って何日かけて治せばいいんだろうと考えていたのを覚えている。
そんな夢を見たからというわけではないのだろうが、この数日の風と乾燥で口がバリバリにひび割れているらしく、起きてみるとひさびさに複数の口内炎。とくに下唇のすぐ内側に出ているものが痛い。舌の両サイドも気配がある。気をつけねば。