実はmikimarche.comのほうのネタとしてWYSIWYGのHTMLエディタの話を書きかけていたのだが、昨日になってやっとBlueGriffonというものを見つけた。これもかつてのKompoZerや、現在もつづいているSeaMonkeyのようにMozillaの流れを汲み、Geckoエンジン(ブラウザのFirefoxと同じもの)を使っている。それらのブラウザに慣れている人にならばとくに、操作性はよいと思われる。
SeaMonkeyをときどき使っていたが、HTML5に対応しているようには思えないため(少なくとも新規作成をするときにどうしたらHTML5ではじめられるのかを設定する欄が見当たらず)、できればHTML5を楽に書きたいと思うことが増えてきた昨今は、利用が減ってきていた。
そんなときに見つけたのが、このBlueGriffonだ。人によってはホームページ作成ソフトなどと紹介しているので、HTMLエディタとかWYSIWYGという単語で検索していても、なかなか気づかなかったようだ。ダウンロードしてみると、便利な使い方に気づいた。
たとえば自分が大昔に作った古い文法のHTMLファイルをいったん読み込み、それをソースではなく見た目のままクリップボードにコピーして、新規作成の画面を用意してからペーストすると、だいたい似たようなものを、HTML5の文法で書き換えて作ってくれるのである。これは楽だ。
古いHTMLに手を入れたくなったら、この方法でどんどんやり直そうと思う。
ところで、日本語化する方法がわからなかった。少なくともネット上にある日本語ファイルセットは数年以上前のものだったので使いたくなかった。メニューが英語のままで使っているが、それでもまったく問題はない。楽ができるメリットのほうが大きい。