気分が明るいという自覚

 義母が4月に施設にはいって、ゴールデンウィークのころまでは、あたふたとしていた。まだ自分たちが自由になったという実感がなかった。義母のいた部屋だけでなく家を片付けたり、いろいろな残務をこなさなければならないと、気持ちが焦っていた。

 だが5月の中旬くらいから、だんだんと、自分が明るくなっていることに気づいた。去年までとは違う。とくに意識してもいないのに、日々を自然体で過ごしているように思う。

 今月は、ちょっとした外出イベントが重なっている。まずは今週末に予定しているバウムの会、そして例年この時期に来日するアメリカの知人との外出が何度か。月に複数回のイベントがあること自体が、わたしには長い間なかったことだ。去年までもっと少ない回数でも緊張があった。

 数か月前までは、いつも先のことに警戒していた。「来月に人と会う約束をしてしまった、どうしよう、無事にその日を迎えられるのか、その日のあとも普通の日々が来るのか」とまじめに悩み、へたをすると体調不良に陥りそうなほど緊張することがあった。その日が無事に過ぎるとほっとした。

 いまの自分には、その不安がなくなっているようだ。

 この気の持ちようが、おそらくは普通のことだったのだろう。長いあいだ忘れていた。

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