自分の田舎に行くとき以外は乗ったことがない東武線りょうもう号に、明日は始発から終点まで2時間ぶっつづけで乗るという、すばらしい体験が待っている。
東武のりょうもう号というのは、日光方面への電車とは違って通勤用なので、かなりシンプルで無駄がなく、飲み物の自販機程度しか車内にない。だから明日は何かを持ちこもうと思って下調べをしていたのだが、始発の改札に近い場所に、そういえばタリーズがはいっていたことを思い出した。
東武線は現金第一主義で、いまだに有人の窓口でさえ切符購入にクレジットカードを使わせないが、改札に近いとはいっても別会社のタリーズであるから、最近流行りのなんとかPayとか、何が使えるのだろうと検索してみた。するとなんと、現金のみ(笑)。そこまで東武線に合わせなくてもいいのにな。仕方ない、明日の朝はコーヒーを現金で買って車内に持ちこむことにしよう。
それにしても、かつては多くの店舗で現金または専用プリペイドカードのみだったタリーズでさえ、東武線改札脇のその店以外は、だいぶ電子マネーやクレジットカードが導入されているらしい。なにやら東武浅草駅のあたりだけにただよう昭和後半の雰囲気は、なつかしいなどという言葉は通りこして、どうにかならないだろうかと言いたくなる。
だがそれでいて改札はSuica対応らしいので、明日は特急券だけすでに買ってあるが改札はSuicaを使う予定にしている。帰りも同じようにすればいいだろう。ちなみに帰りの特急券は買っていない。日曜日の夕方に東京に帰れなくなるほど東武線が混雑するような話は、ほぼぜったいにないからだ。現地で相談しつつ帰りの切符を買えばいいだろう。