昨日のEvernoteの件が半日以上考えても解決されず、あてにはしていなかったものの、念のためにEvernoteのサポートにメールを出したら、とんでもない返事が来た。
最近サポート業務の一部をAIによるチャットで代用している企業も多いようだが、長年ずっと有料会員で契約してきて、いままでは人間の言葉で返事があった会社が、日本語としても不完全なメールを平気で返してくるとは、恐れいった。
内容は、まず日本語がおかしかった。おそらくだがわたしのメール(日本語)を英訳してアメリカのデータベースに似た内容がないかどうか探し、それを日本語にもどして自動で返事をよこしたのだろうと思う。
Fire7で使っているEvernoteアプリ、と書いたのだが…まずその部分に対し…
ブラック 7 の Evernote アプリ(バージョン 7. 12)を使用して news をクリップすることができないということを理解しています。
…ブラック 7 とは、なんだろ。しかも最後の「理解しています」は、もしそのままの意味なら大きな誤解を生むところだろうが(できないことを自分たちで理解しているなら改善しろとツッコミを入れたくなる)、おそらくこれは英語の I understand that your problem is (such and such…) を直訳したのだろう。あなたがお困りなのはこういう問題だということを理解しています、の意味だ。
ここで面くらってはいられないくらい、つづく文章もおかしい。まずお決まりの「最新バージョンにアップデートするか」、「あるいはここ(リンク)からこんなソフトをダウンロードしてみるか」(←そのリンクは米国Amazonにあるもので、しかも現段階ではダウンロード不可の旧バージョン)と書いているが、話にならないことに、その記載内容はデスクトップ用である。
つづいて、KindleサポートのAndroidアプリ(があること)もお知らせしておきます、と書いているが、だからそのアプリが動かないって話をバージョンも添えて書いているわけだろう…。信じられん。
このあと「それでも解決しない場合は」とつづく。アホらしいのでもうメールは書かない。Evernoteという会社、大丈夫だろうか。便利なのでずっと使ってきたのだが…。そして東日本大震災のとき、日本に居住する全員に数か月限定で有料会員と同じようなアップロード量を認めてくれた、ありがたい会社でもあった。
運営する人たちが変わったのだろうといえば、それまでだが。