韓国とのことは、いろいろな問題が積み重なってきていることもあり、少しの問題でも大きくなってしまいがちだ。たいへん残念に思う…などと悠長なことを言っている場合ではなく、この数日の「ホワイト国うんぬん」は、両国の庶民レベルの感覚からいっても危険な兆候で、予断を許さない。民間同士の交流ですら、万が一にそなえて予定を中止している例が多くあるという。
徴用工訴訟問題で、日本側に言いたいことがたくさんあるのはわかる。だがその思いを貿易にもっていって話をひろげては、相手もどう出るかわからない。思いがけない場所に波及して、取り返しのつかないことになってしまう。そして、心情として傷つき、生活面や経済面で多大な影響を受けるのは、両国の一般人同士である。
まさか、今回の貿易問題がほんとうに徴用工問題と無関係であると考える人はいないと思うが、日本政府の意図はそこにあるだろうし、相手もそのつもりで対応してくる。どちらも強い言葉をまくし立てては後に引かない状況がつづけば、たいへんなことになる。
なぜこんな、外交ベタな政権が長つづきしているのか、ほんとうに悔しい。
言葉で解決してもらいたい。断固。