流通ニュース 2019.08.29 → ローソン /「ウーバーイーツ」活用、初期投資抑えECチャネル開拓
記事本文によれば、都内には手数料を払ってでも時間を節約したい人がいることから、需要ありとの判断で実験してみることになったようだが、わたしはどうしても、体調が悪い人にとっての朗報と考えてしまう。時間の節約を求める人との割合の違いは不明だが、「どうしても家から出られないほど具合が悪い、水や飲み物がほしい」という人、たった数百メートルでも歩いていくのがたいへんな人、人にはそれぞれ事情があるものだ。
ただ、支払がクレジットカード限定ということで、いまだにもしやカードを持っていないお年寄りはいるかもしれないが、いまどき審査も簡単になってきているのだろうと思うし、がんばってカードをつくってもらいたいものだ。体調の悪い人は、遠慮せずに配達してもらうべきと考える。
わたしが10年以上もネットスーパーを使っているのは、自分があるとき入院をして「この先、普通の人生じゃないかもしれない」(←実際には普通の人生だが当時はあれこれ考えた)やら、「何があるかわからないから、必要に迫られてから配達してもらうより、慣れておきたい」やら、あれこれ考えたためだった。その後も徒歩で外出できているし、いまのところ心配するほどのことはないが、備えあれば憂いなしだ。
ほかにも、近くの店舗に注文品を取りに行くクックパッドマートのサービスや、売れ残りのパンを冷凍で大量に送ってもらうrebake.meなども使っているので「頻繁な外出が難しくなる場合でも、すぐに物資が途切れるわけではない」と、安心して暮らしている。
というわえで、ローソンはこの実験がうまくいったら、ぜひほかの市街地にも店舗を広げていただきたいと願っている。