The Missing (ザ・ミッシング 消えた少年)

 The Missing(ザ・ミッシング)というドラマがあり、たいへん評判だと聞いたので、いつか見てみたいと思っていたところ、Amazonプライムビデオにあることがわかった。

 2014年の8話は舞台がフランスで、旅行中に幼い息子を(誘拐または事故で)失ってしまい、その消息がわからないまま数年以上が経過したイギリス人夫婦のその後と、再開されることになった捜査を描いたもの。今回はこの8話を見た。
 これが好評だったために、数年後に別の設定で「誘拐されていた少女が帰ってきたため犯人を追う」という作品が作られ、こちらもまた好評だという。次に見てみるつもりだ。

 

 ほんの一瞬のあいだに姿を消した息子。そばにいた父親は後悔を胸に、数年を過ごしてきた。なんとか立ち直ろうとして別の人生を歩みかけていた母親は、元夫がふたたび事件にかかわることにとまどいを隠せない。
 だが、父親が探し当てたわずかな糸口は、実際に、事件の核心へとつながるものだった。

 登場人物らのひとりひとりが細かく描かれ、毎回の展開にぐいと引きこまれる。はたして子供はどうなったのか。誘拐されて生きているのか、それとも——。そして最終話で描かれた結末は、あまりにもつらい。そして重い。

 老年に差しかかり、引退を控えるばかりの優秀な警察官ジュリアンを演じたチェッキー・カリョの演技がすばらしかった。彼が警察官を演じるとは少し珍しい気がしたが(これまでの出演作を考えても、アメリカ映画に出るときはとくに悪役が中心だ)、見事にはまっていた。

 骨のあるドラマだ。
  

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