Facebookページ「バウムの書」の投稿を、日本語と英語で書くことにした。日本語表示にしている人には日本語で、英語表示にしている人には英語で、それ以外の言語に設定している人には日本語で表示されるというものだ。
正直なところ、日本語が読めるがFacebookの表示を英語にしている人には迷惑な話になるかもしれないが、英語圏の人に対してとっつきやすくなるならば、おもしろいのではないかと考えた。
そういうメニューがあるのは数年前から知っていたが、使ってみようかと思ったのは今日が初めてだった。
バウムクーヘンは日本のほかはドイツとその周辺国で知られている程度だが、ドイツ語の知識が使い物にならない初級者であるわたしは、日本語と英語でバウムクーヘンの話を書いても、あまり意味がないような気がしていた。だが食べ物の話は好きでも日本語がまったく読めない(2バイト文字を見ただけで反射的に回れ右したくなる)人たちもいるかもしれず、そういう人たちに少しでも興味を示してもらえるなら、やってみる価値はあると考えたのだ。
導入にあたっては、ほかの人たちの記事を参考にしようとしたが、Facebookが最近になって仕様を変更しているようで、異なる部分もあった。今日現在の状況を以下にまとめておく。
まずFacebookページの右上にある「設定」で、最初に出てくる画面にある以下の部分(強調の色を付けてある場所)を、編集。
投稿を押してみて、強調の色が付いた部分(ビジネスの文字)が現れない場合は、設定を何度か外したり入れたり、あるいは1〜2時間ほど待ってみたりすると、以下のようなメニューが出てくる。出てきた場合には、ビジネスをクリック。
(翌日追記: わたしの場合は、その後この「ビジネス」へのリンクが出なくなったので、最初に見かけたときのURLを記憶していた通りにアクセスし、いまはブックマークしている)
リンク先に移動して、その画面から「投稿」を押すと、複数の言語が同時に投稿できるようになる。
コツとしては、画面上で日本語を考えながら書くのではなく、あらかじめ文章をどこかに書いておいて、一度に貼りつけたほうがよいと思われる。なぜかというと、Facebookが下の欄に翻訳を表示しようとスタンバイしているので、何かを入れるたびに下の欄を処理しようとするらしく、動作が不安定になる場合がある。
あらかじめ書いておいた日本語を貼りつければ、選んでおいた言語(この場合は英語)として、Facebookがすぐさま翻訳するので、それを消して自分の用意しておいた英語を貼りつける。まだまだ自動翻訳をそのまま使えると思わないほうが無難であり、自分で書いておいた英語を貼りつけるに越したことはない。
そして、念のためプレビューのボタンで確認してから、投稿。
ちょっとした編集は、オリジナルの言語も2番目以降の言語も、パソコンからならばおこなえる。管理している人物のIDでログインさえしていれば、投稿時間の下に言語のメニューが表示されるので、やり直しが利く。言語の追加もできる。
ただし、iPhoneなどでは、言語のメニューは見当たらなかった。この昨日はパソコン限定かもしれない。わたしはMac OSのSafariで作業した。
管理者ではない一般の人が見ると(家族のブラウザで確認済み)、言語のメニューはいっさい出ないので、日本語が読めるのにメニューで英語を使っている人には、わたしがなぜ英語で書きはじめたのか疑問もしくは不便に思うこともあるかもしれない。ご自身の設定言語を変えない限り、日本語のオリジナル文章を読むことは、おそらくできないのではないかと思われるため、海外在住の日本語話者さんにはご不便をおかけする。
ひとまず、英語と日本語の2本立てで、書いてみようと思う。