タピオカティーの店が近所だけでも何軒も乱立してすさまじいことになっている昨今、中高年は「昔も流行ったのに、またか」と苦笑するが、話はそれよりさらに遡り、なんと90年も歴史があるもののようだ。
ニッチー! というサイトによれば、1928年の書籍(主婦の友社刊、当時の表記は主婦之友社)に、タピオカ粉があり、タピオカプリンの配合まで紹介されていたとのこと → 2019.11.07 Nicheee! 90年前のレシピ本に掲載された意外なスイーツとは?
そういえばこの10年ほど、クリスマス時期になると大きく話題となるシュトレンだが、あれも日本ではすでに50年くらいの歴史がある。たとえばこちらの千鳥屋さんのサイトによれば、1969年から焼いているそうだ → 熟成クリスタルシュトーレン
多くの人に注目される以前に、それぞれの人や店の歴史があるということにほかならない。
それにしても現在のタピオカティーに関しては、日本でのみ流行っているわけではなく、他国でも似たり寄ったりの騒ぎである。外国のメディアにもよく取りあげられている。