昨日のユーヨークタイムズ記事で、ダイヤモンド・プリンセスの乗客らに関し、ご本人らの経験と発言に基づいたレポートを読んでいたところ、英語表現で気になるものがあった。
乗客だった男性が感染していた事実を具体的に知らされていなかった時期に(横浜入港時にようやくそう知った)、沖縄や鹿児島を訪れた乗客らは、なぜ予定よりも上陸に時間がかかるのか、散策する時間を削られたのかを疑問に思いながら過ごしていた。ようやく知らされたのち、ある個人の思いとして「屋台でnoodleやfried sweet potatoesを食べたが大丈夫だったか」という表現が。
ヌードルはともかくとして、このフライド・スイート・ポテトとは何か。
日本語の「フライ」は揚げることを指すが、英語のフライは、焼くことを指す場合が多い。揚げる場合はディープ・フライと書くのが自然だ。だからそれを直訳すると「焼き芋か」という気もするのだが、焼き芋の「焼く」は baked かroasted のほうが一般的だ。すると何か「サツマイモを焼くか揚げるかした、何らかのおやつ」が、九州や沖縄にはあるのだろうか。細切り大学芋のような…? ちょっと検索したが、わからなかった。
ニューヨークタイムズはときおり日本語に記事を訳すことがあるので、もしこの記事が訳されたら、そのときその部分がどうなっているか、読んでみたい。