昨日のことだが、ある日本画(と思われる)作品について調べていた。素朴だが素人目にもわかりやすく心をくすぐる作品だった。調べようにも制作された時代もわからないし、どういったキーワードで検索していいものやらもわからない。その絵は、知人がある外国の美術館にて、撮影可と書かれた一画で撮影したとのことだったが、日本画であることは間違いなさそうだった。
あれこれ試したが空振りだった。それでもあきらめきれずに拡大して見てみると、壁の模様だと思っていた場所に落款が見えた。九海だろうかと思ったが、落款を検索できるデータベース(名鑑Webさん)さんによると、九浦(きゅうほ)さんとおっしゃる画家さんが実在したとのこと。では九浦さんとはどんな方かを検索してみたところ、武蔵野市にゆかりがあり、現在は吉祥寺のコピス上階にある美術館に、作品があることがわかった。
知人の撮影した絵についてはまだ何もわからないが、何かのはずみにわかる日もあるだろう。
ひとまず、いい機会なので吉祥寺に絵を見に出かけたいものだが、中旬までは(新型コロナウィルスの影響で)閉館しているとのことで、その後に出かけてみたい。