妙な天気だった。明日が大雪もしくはみぞれと言われていたが、昼まではぽかぽか陽気で日差しもあり、気温は20℃超え。
ところが昼を過ぎたあたりから空が、どんよりと曇り、ときどき雨がぱらついてきた。
買い物もとくにないし、天気も悪いし、散歩をやめて家にいた。ポケモンGoのスポットを今日の分だけくるくる回すことは、家族が代理で出かけてくれた(数十メートル先のスポットまで往復)。
ネット上で聞きかじった話としては、金曜の晩に若い人らが東京から脱出の意味合いで、長距離バスなどで田舎に向かったという。大丈夫だろうか、田舎の人々は。感染が広がりはしまいか。
一大事と伝えても、言葉を聞く側に温度差がある。家にいなさいと言われたら、いまのうちに出ていかねばと思う人がいる。もちろん短期間のつもりで滞在している若い人たちや、ちょうど春休みだから田舎に帰ろうと思っていた人たちにしてみれば、めずらしく都知事がテレビに出てきてしかめ面をし、カタカナをあれこれ連呼したら「あ、なんかとにかく、田舎に行こう」と思う可能性もある。
言葉を発する側、受けとる側の双方に、年齢などの差でもまた、祖語が生じるのかもしれない。
さて、今日はこんな画像でも貼りつけておこうかと思う。わたしが愛読しているThe Language Nerdsから。
一度これを見たとき「なんじゃこりゃ」と思った。英語、英語、フランス語、ポルトガル語になっていて、意味がわからない。
だが、バベルの塔の話だった。
酋長、塔が天まで届きません(英語)
何を言う、優秀な技師らがそろっておろう(英語)
なんとおっしゃったんです、まったくわかりません(フランス語)
いったいぜんたい、どうなってやがるんだ!(ポルトガル語)
今回のような重大事には、言語(言葉の表現)に関係なく、大勢の人がすんなりと協力できるコミュニケーションの場が実現できるとよいのだが。