466億円あったら

 全国の世帯に2枚ずつ配布という布マスクの件は、ほんとうに話が進んでいるらしく、都民については来週にも投函が開始されるらしい。総額が466億円だそうである。

 布マスクは、ハンカチを代用するなどの簡易なものも含め、個々人の努力や市民同士の知恵の出し合いで、多少は確保ができているのが現状だ。1枚あたりの金額が本体だけで260円もするものを政府が配布するのは、無駄がありすぎる。

 もし466億円のうち、何割かだけでも(できれば全額を)ほかの用途に使えたら、事態はよい方向に向かうはずだ。

 たとえば、経済的事情などで職場を離れた医療関係者に、再勤務の打診をする費用。
 高度な専門知識は不要でも圧倒的に足らないであろう各種人材の雇用——たとえば医療関係の物資輸送や、軽傷者の宿泊施設への移動にからむ諸々の人員。
 製造できる設備はあっても事情で稼働していない工場があれば、物資を生産してもらうための補助費。

 それから、山手線のラッシュを本気で止めてみる努力。企業に休めと言えないのならば偶数日に勤務する企業や曜日別があってもいい。本気で止めてみろ。そのためにいくらかかるのか想像はつかないが、これをやらないのであれば、この先いくらの金額を何にかけたにせよ、事態が収まるとは思えない。

 見通しが甘すぎる。そして行動が遅すぎる。
 つい先月までオリンピックをやるつもりだったのが、その証拠だ。

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