東京新聞に、残念な記事があった → 2020.06.28 日本文化の危機、三味線の最大手「東京和楽器」が廃業へ 需要激減にコロナが追い打ち
三味線の最大手メーカー「東京和楽器」(東京都八王子市)が8月に廃業することになった。近年の需要の低迷や昨年10月の消費税率引き上げに加え、新型コロナウイルスの影響が追い打ちをかけた。個人経営からスタートし、前身の会社を経て創業135年、邦楽界を支えてきた老舗の幕引きに、業界では激震が走っている。
4月と5月は注文がなく、今月の廃業を考えていたところ、注文があったために8月に延期になったそうだ。残念すぎる。
三味線は、わたしにとって「きりっとしてかっこよい」楽器で、憧れがあった。目の前で演奏してもらったことはないし、いつも動画で楽しむ程度だが、聞いているだけですかっとする。
業界の需要そのものが縮みつつあると思われ、最大手が廃業となると、今後はどうなるのだろうか。さみしいかぎりだ。
わたしの三味線のイメージは、80年代ころに日本映画で見た草笛光子さんなのだが、最近は若い人も華麗に三味線を演奏している。
ひとつリンクしておこう。
これからも、三味線の火が消えないことを、願っている。