廃品回収車

 昼過ぎだが、すぐ近所で、廃品回収車を呼び止める声がした。

 声の方角を聞き間違えていなければだが、そのあたりは集合住宅が少なく、けっこう広めのお宅が数軒並んでいる。ゆっくり通り過ぎる廃品回収車(例の「壊れていてもかまいません〜♪」の声が流れるタイプ)を、家の中から2度ほど「すみませんー、すみませんっ」と声をかけ、気づいてもらえないので玄関まで出て、さらに「すみませんっ」と…どうやら、本気で声をかけていたようだ。

 車はほんの1〜2分だけ停まって、また動き出したようだ。呼び止めた側は軽い質問だけで済ませ、運転手もおそらく、たいしてカネにならない話だと判断したのかもしれない。

 いや、実は、かなり驚いた。

 あの車を呼び止める人がいるのか、と。びっくりした。

 かなり危なくないだろうか? そうした業者の全員が全員ではないかもしれないが、よく噂で聞くトラブルを考えたら、ちょっと呼び止めようという気にはなれないものかと、思っていた。
 もちろん需要があるから車は来るのだろうし、この界隈にも家族が減って高齢者のみになった家がけっこうあるので、何か持っていってもらえるならという気持ちも、わからないではないが…。いや、それにしても、リスクが高い。

 ねんのために書いておくが、トラブルの例というのは、回収して車に積んだあとで手数料を請求してくるとか、リサイクル料金がかかると言う。お金は出せないというと、積んだものを自分で下ろして元の場所(室内等)に持ち帰れと言う。渡すと言っていないものをどんどん車に積んでしまう…などである。

 ご高齢の方はとくに、トラブルにならないよう、気をつけていただきたい。

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