このところ都知事がよく使っていた「夜の街」を、厚労省が「社交飲食店」と呼ぶことにすると発表してから数時間。早くも、撤回されたらしい。ほっとするやら、あきれるやら( → asahi.com 2020.07.15 夜の街→社交飲食店、厚労省が早くも撤回 ネットで批判)。
厚生労働省は15日、新型コロナウイルスの感染者が多く出ているキャバクラやホストクラブなどの店について、専門家らでつくる助言組織「アドバイザリーボード」が「社交飲食店」としていた表現を「接待を伴う飲食店」に改めると発表した。政府内で統一的に使われているためという。
社交と聞くとソシアルダンスや社交界を連想する。ちなみにATOKは社交飲食店を変換させようとしたら第一の候補に遮光を出した。光を遮り薄暗い中で何かを食べるかのようで、思わず苦笑。
また辞書で確認したところ、射幸(怠け者が一攫千金を夢見ること)、藉口(口実を作って言うこと)など、なかなか同音異義語は、奥深いラインナップだ。