顔写真付きの身分証明書を持っていない。病院は保険証で用が足りるし10年以上も通っているので職員さんらも顔見知りがちらほら。そのため診察カードと保険証、必要書類を一式持ち歩いていれば、あまり問題はない。
だが慣れていない場所では違う。
それに区役所であっても顔写真付き身分証明書がない場合は、複数の書類確認か、窓口での聞き取り(本人しか知らないようなことをいくつか答える)の手間が増える。
日常でも、身分証が必要な場合があるとの但し書きを、以前より多く目にしている。
数年前に調べた範囲だが、語学に関係した資格試験の例では、顔写真付き身分証明がない場合は住所が書かれたもの(保険証など)と、何かもうひとつのものを持参して、テーブルに置いておくなどの対応が認められていたと思う。顔写真は申し込み時に郵送またはデジタルで送る。
だが、それはもう情報が古くなっているかもしれない。今後はどうなるか。
さらに、民間団体や企業に帯するオンラインでの諸手続であっても、運転免許証などを画像ファイルとして送ればスムーズに話が進むようなことも増えてきている。そういったものを持っていない立場としては、今後が心配だ。
運転免許証で「だめ」と言われることは、まずなさそうだ。
パスポートは、最近デザインで変更があり、本人氏名と同じページに現住所を書く欄がなくなったために、身分証明としては使えないと判断される場合があるとのこと。
マイナンバーカードは、役所等では問題がないのはもちろんであるけれども、民間では写真付き身分証明として認められない場合がある。番号がある面の情報管理が難しいというのが主な理由らしい。
やはり身分証明書として割り切って、運転免許を取得するしかないのだろうか。
あるいは、どれくらい不便なものかどうかをかみしめつつ、写真付き身分証明なしで暮らしていくのか。
検索してみたところ、原付免許ならば1万円以内で取得できるらしい。運転免許試験センターは府中か品川らしいが、府中なら三鷹からバスがあるようだ。
まだ近隣にしか出かけない日々がつづいているが、様子を見て検討してみるのもよいかもしれない。