遠くの大きな音と、近くの小さな音 …(2)

 最近、Facebookや自分のブログ記事をただリンクするだけで、こうして引用サムネイルが出ることに気づいた。いつからだろう。これは便利だ。

 というわけで、今日は2017年の1月末に書いた話のつづきである。

遠くの大きな音と、近くの小さな音

 年に何度かある耳詰まりのような感覚が、おとといから抜けない。季節の変わり目にどちらかの耳が詰まったように感じることがあるが(そして数年前には左耳が1ヶ月以上その状態だったことも)、なんと今回は、両耳である。まいった。体を屈伸させて頭の位置を上下に入れ替えるなどすると一時的によくなるし、今日も夕方ころは左耳がかなり改善されたのだが、夜が増えてきたらふたたび両耳になった。

 こんなとき、3年前に書いたこれが、起こりやすい。

 体にきわめて近い場所で耳慣れない音がした場合、わたしの頭は最初のうち高確率で「遠くで大きな音がしているがなんだろう」と思うことにしているらしい。たとえば体調が悪くて食事の時に顎のどこかが鳴っているとき「ご近所で振動をともなう大きな音が、何の工事だろうか」と思うのは毎度のことだし、この数日に関しては自分に近い場所にあるルーターから断続的に小さな音が聞こえてくるのを「なぜこの数日、夜になると遠くで太鼓の音がするのか」と首をかしげていた。

 先週くらいから、これははじまっている。今日などはとくにひどい。夜中なのに誰かが近くの道を、規則正しい音をたてて歩いているという錯覚だ。不思議なことにそれは缶蹴りのような音にも聞こえるし、高く響く。正体はわからないがとにかく音の流れに規則性がある。真夜中に家のすぐ近くの道で聞こえる種類の音ではない。

 少し考えて、あたりを見まわすと、正体はいずれも、先に寝た家族の呼吸が一時的に乱れたとか、家の中で家電などが一時的にかすかな音を立てたなど、そういったことばかりだ。ほんの数分のことであるが「近くの道で大きな音がしている」と勘違いする。

 今回、急に低気圧が近づいていることと関係があればよいのだが。そう考えるようにすれば(天気のせいであると思えば)、気が楽だ。

投稿者: mikimaru

2021年現在「バウムの書」、「お菓子屋さん応援サイトmikimarche」などのサイト運営に、力を入れています。 かつててのひら怪談というシリーズに参加していたアマチュア物書き、いちおう製菓衛生師の資格を持っています。 バウムクーヘン関連や、昔からの知人には、「ちぇり」もしくは 「ちぇり/mikimaru」を名乗っています。