台所用品や食品にそのままスプレーできる、ドーバーパストリーゼというアルコール製品がある。新型コロナで春に店頭から消えたマスクやウェットティッシュ、手指消毒ジェルが初夏に店の棚にもどってきても、エタノールのボトルとドーバーパストリーゼは、いまだ見たことがない。かなりの貴重品だ。
ボトルは白地に青のすっきりした色合いで、清潔感があるすぐれたデザイン。見た目をご存知ない方は、公式サイトへ。 → ドーバーパストリーゼ 77
店頭や通販サイト(製菓用品の店)では見ないその貴重品について、ちょっと気になることがあった。
昨日は下井草と阿佐ヶ谷で買い物をしたのだが、入店したうち少なくとも2店舗では、入り口に似たデザインのボトルが、手指消毒用においてあったのだ。1軒目ではさすがにどきりとし「こんな貴重品を入り口で手指消毒用に?」と考えたが、次に別の店で見たときは、さすがにそれはないだろうと、考え直した。だいたい、もともと専門的な商品で現在は価格が跳ね上がっているものを、入り口で手にたっぷりプッシュさせてくれるはずがない。
(そもそもドーバーパストリーゼはスプレーならば片手で持つ噴射式、ポンプ式は手指用に便利なスプレーではなかったと思われるため、ボトルの形も違うことになる)
別々の店で見たということは、そのような雰囲気の詰め替え容器が売られていて、店でそれに一般的な商品を詰めているか、あるいはそういうボトルにはいった手指消毒スプレーが売られている、ということなのだろうと思う。
その同じコースに買い物に出ることは、(少なくともあと半月ほどは)ないと思われるため確認は難しいが、次回は入店を急ぐのではなくじっくりボトルを見てこようと思う。